10月26日放送の『はなまるマーケット』（TBS系）の“はなまるカフェ”にKAT-TUN田中聖が登場しました。田中が「おめざ」にリクエストしたのは「特製野菜フルーツジュース」で、材料は小松菜、りんご、キウイ。京都でのドラマ撮影中はいつも衣装部の方が作ってくれるそうですが、普段の田中は朝食抜き。毎朝せっせとグリーンスムージーを作る田中なんてワイルドのかけらもないので、イメージ通りで安心しました。

ゲストが撮影してきた写真について語る「はなまるアルバム」のコーナーでは、まずKAT-TUNのメンバーの写真を紹介しました。タイトルは「仲間」。「メンバーっていうより“仲間”。友だちでもないし、“仲間”」と話し、それぞれへの思いを語り始めました。亀梨和也については「お芝居がしやすくて、アイコンタクトでお芝居ができる間柄」。また中丸雄一については「僕はよくツッコんだりするんですけど、（中丸は）ボケるタイミングがわかるんで、バラエティは一緒にしやすい」。また上田竜也とは2人で食事をしたときに深い話をしたそうで、「仕事に対する価値観とか考え方が似てるなと思って。だから仕事の真面目な話とかをよくする」と、すべて仕事に絡めた内容。しかし田口淳之介については「これはじゃじゃ馬ですね！」と田中。「コイツを乗りこなせるのはオレだけだっていう自信がある」と豪語し、「オレはそうは思ってないですけど、アイツはオレのこと“相方”って呼んだりしてるんで」とかなり上から目線でした。

続いて、メンバーが田中の素顔をフリップ上で暴露する「はなまる解体新書」のコーナーへ。「彼に『座右の銘』があるとすれば？」との質問に、中丸は「オレの物はオレの物、お前の物はオレの物」と回答。田中は「ジャイアニズムですよねぇ！」と笑っていましたが、思い当たる節は多々あるそうで、他の人が買ってきたものも「お腹がすいてたら食べちゃいます」とキッパリ。が、「それで11年ぐらい一緒にいるんで、結構みんな慣れてきちゃったんじゃないかな」と開き直っていました。また「彼を漢字一文字で表すと？」という質問には、上田が「傷（気にしすぎて繊細）」。これについて田中は「上田だから出てくる言葉かもしれませんね。“オレの物はオレの物”的な部分の下にある部分を、知ってるんだろうな」とちょっとうれしそう。そして「彼のテンションがあがることは？」との質問には、「肉の話」と亀梨。5年前、同番組に出演したときの「今朝のおめざ」はなんとステーキだったほど、とにかく肉が大好き。“肉のエキスパート”との呼び名もあるダチョウ倶楽部・寺門ジモンとはよく食事に行くそうで、寺門から「肉の弟子」という妙な称号をもらったそうです。

また「彼にダメ出しするなら？」という質問には、田口が「自分の用があるときしかメールの返事をしないのはダメだぞ」と答えます。が、「“田口に関しては”かもしれないです。“明日遊べる？”とか聞いてくるんですよ。でも遊べないときはメールの返事しないんです。なんかめんどくさいんですよね……」と小声でつぶやきました。田中は携帯を置いたまま遊びに出かけても全然平気らしく、「メールも電話もあまり好きじゃない」んだとか。でも司会の薬丸裕英から「他のメンバーから（メールが）来ても返さないの？」と尋ねられると、「……返してるかもしれない（笑）」。田口の好意は完全に片思いみたいですね。

そして気になる「彼の好きな女性のタイプは？」に答えたのは、上田でした。その回答は「広すぎる」。けれども最近田中は「家庭的な人」と答えるそうで、「オレが何もできない人なんですね。掃除も洗濯も、できないっていうか嫌いなんで。それができる人がいいなっていう」と切実な思いを語ります。昔は見た目が派手な人が好きだったそうですが、最近は「洗濯好きとか掃除好きとか言ってくれると、“お前ええやん！”ってなってきますね」。しかしそうは言っても「今の段階ではまったく（結婚）したいとは……。男友だちと遊んでたい」。田中といえばスキャンダル王。これまで数々の恋愛がウワサされてきましたが、もし今恋愛しているとしたら、相手はその「家庭的な人」なのでしょうか？

続いての写真のタイトルは「男5人」。弟からもらったという、KOKIと彫られたウィスキーグラスの写真が映されます。田中は男5人兄弟の次男。兄弟はとても仲が良く、携帯のチャットで弟が“T-Family”というグループを作って、朝最初に起きた人から「おはよう愛しき弟たちよ」などと書き込んでいくのだとか。「この前も、すぐ下の弟から帽子くれって言われて、その下のジュニアの弟（樹）からジーパンくれって言われて、今度アニキからベルトくれって言われて（笑）」と、田中は上からも下からも慕われている様子でした。一番上のお兄さんには中高生の娘が２人いるそうですが、彼女たちは「まったくオレには興味ない」。「Hey!Say!JUMPの山田（涼介）くんと知念（侑李）くんが好きみたいで。姪から“アドレス変わりました！”って来た最後の署名で“山田担当歴9年”みたいなこととか書いてあったりするんです。オレに知らせてどーする!?　って」。なんとも贅沢な環境にある姪御さんですね。

続いて「同居人」というタイトルの写真に写っていたのは、壁に掛けられたたくさんの小さな服。これは2匹の犬のものだそうですが、他に飼っているのは「サルの仲間なんですけど、ピグミースローロリスと、キツネと、プレーリードッグと、フェレットと、あとウサギですね」。田中は幼いころ頃、大好きだった祖母の犬が事故で死んでしまったのをきっかけに獣医を志したことがあるほど、昔から動物が大好き。7匹を飼いだした当初は餌をあげるのにも2時間もかかったそうですが、「サルとキツネはドッグフードとフルーツと野菜、ウサギはラビットフード、プレーリードッグはプレーリードッグフードっていうのがあって……」と熱く語る田中に、岡江久美子は見た目とのギャップがおかしかったのか腹を抱えて爆笑。仕事で家にいないときは父親が餌やりをするそうで、この日も「“この子には何グラム、これをあげてくれ”って餌のあげかたをメールで事細かに送ったんで」と田中。自宅のペットの映像も流れていましたが、かわいがり方がまるで授乳中の母親のようでした。

最後に「とっておきの一枚」として紹介されたのは、事務所に入りたてのころの写真。オーディションの話や、アイドルが嫌で仕方なかった頃の話をした上で、「“職業は？”って聞かれて、胸を張って“アイドル”と言えるようになったのは最近かもしれない」と語ります。新生KAT-TUNになって初めて、支えてくれる人への感謝を知ったという田中。KAT-TUNといいNEWSといい、メンバー脱退を経てうまく回りだしたことも多そうです。