現在5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR Popcorn』で全国主要都市を回っている嵐が、東京ドーム公演2日目となる14日、公演前に会見を行った。そこで、「この1年を漢字1文字でたとえると」と聞かれたメンバー。櫻井翔は「『輪』。五輪もそうですし、『ワクワク学校』では東京、大阪、宮城、福島と回ることができ、ファンからファンにうまく橋渡しができました」と、五輪と橋渡しという例を挙げて「輪」とうまいこと表現。大野智は「『初』。海外によく行ったのも初めてだし、振り付けをたくさんやったのも新しいことでした」と、充実した一年だったようだ。

相葉雅紀は、漢字1文字というお題があるにも関わらす、「一緒」と2文字で回答。メンバーにツッコまれ、報道陣に笑いが起きる中、「じゃあ一言で」と、ひとりだけ一言コメントに変更し、「コンサートなどでファンのみんなや、メンバーとたくさんの時間を一緒に過ごせた1年だった」。一人だけ違う表現方法だったが、気持ちがこもったコメントだった。

二宮和也は「『集』。コンサートで多くの人と楽しい思い出ができました」と、現在のツアーも楽しんでいるようだ。松本潤は今回のツアータイトルにちなみ「弾」。「14年目に入ったこのタイミングで自分たち発信の楽しめるものが作れたのが、ジャンプアップになれた気がします」と、躍進を実感した一年だったよう。

今回、大野が5曲の振り付けを担当。大野は「これだけの曲を振り付けしたことなかったので、たくさん考えました。思いつかなくて帰った日もある」と苦労をにじませた。ところどころに、大野の趣味である釣りの動きなどを取り入れている。『ついておいで』ではリールを巻く動きや、「釣れた！」というアクションもあり、相葉は「新しくて楽しい」。櫻井は「いつもはリハーサルでもカレーを食べているだけなのに、今回はちゃんと仕事してた」と評価するなど、頑張った分メンバーから誉められていた。

また、3年連続で司会を務める大みそかのNHK『紅白歌合戦』について、櫻井は「歌手として新しいことをしようと思っている」。その内容を聞かれると、「それは当日でしょう」と何かを含ませた笑いをしていた。二宮は、「（昨年は白組が負けたので）今年は勝ちたいね。勝っていい形で2012年を終わりたい」と意気込んだ。紅白での「新しいこと」とはどんな演出なのか、ファンは楽しみだ。

今年の嵐のイベントとコンサートの総動員数は、嵐史上最多の116万6500人と、今年も絶好調だった。年末年始にかけてもテレビにひっぱりだこの嵐。嵐の忙しさは想像を絶するが、この時期、番組チェックするファンもなかなか忙しい。録画予約などは万全にして臨みたい！