＜アイドル誌チェック!!＞

「duet」（ホーム社）2013年2月号の表紙はKis-My-Ft2です。巻頭ページでは、「大和男児宣言！」として、朱色や紫などの艶やかな着物をまとい、口を半開きにしたセクシーなメンバーの表情がこれでもかと多数掲載されています。上半身裸体の上に着物を羽織り、うなじや鎖骨、肩を露出させて、色気を強調したポージングが並びます。その着物の間から見え隠れした玉森裕太の腹筋が6つ以上に細かく分かれていて、柔らかな笑顔に似合わぬ細マッチョぶりに思わず感嘆のため息がこぼれそう。ほかにもフェイスラインの美しさが際立つ横尾渉や、仰向けになり自分の指を甘噛みする藤ヶ谷太輔など、全体的に妖艶さが立ち込める誌面。正月を思わせる華やかな写真は今月号限りだと思いますので、お見逃しなく！

同じく正月気分を演出するためか、袴姿で登場したのはHey!Say!JUMP。占い師による今年の運勢をもとに、ひとりひとりが今年の目標を語ったり、今年の自分を予想しているのですが、いかにもスター然とした私生活が明らかになったのが岡本圭人。今年、二十歳になる岡本の自分予想は「ケータイ料金は自分で支払うようになるはず」とのこと。


「家族と暮らしているから、生活費は親が払ってくれるでしょ？　このまま全部、親まかせっていうのもよくないな～と思ってさ。だけど、払い方を知らないんだよね（笑）。水道代や電気代の払い方も知らないし、基本的な社会の仕組みが、なんにもわからない…」

とビックリ発言。このご時世、コンビニで携帯代も支払えるのですが、父親が元男闘呼組の岡本健一という親子2代ジャニーズアイドルだと、この感覚のズレは仕方がないのかも？　と思いきや、同じくHey!Say!JUMPの伊野尾慧も、今年の目標として「ひとり暮らしをしたい！」と語る中で、「ひとりで生活してみないとわからないことってあるでしょ。ガス代、電気代、生活費が月々いくらかかるのか」と、どうにも2人とも公共料金に興味（？）があるようです。すぐにひとり暮らしという無茶な冒険に出なくても、自宅にある公共料金の明細を見て、相場を知るという手段もあるんですよ！

NEWSは「世界」をテーマにインタビューに答えています。その中で、「もしも、世界中のどこへでも行けるなら、どこへ行って何をしたいですか？」という質問に、

「トルコのイスタンブールかな。（略）ガレッジセールのゴリさんが、いままで行った海外の中でイチバンよかったって言ってたから（笑）」（加藤シゲアキ）
「ハワイに行って、海辺で寝そべったり、アラモアナセンターで買い物したい！　とくかく予定を詰め込まないで、気の向くまま、心の向くままに過ごすんだ」（小山慶一郎）
「秋田県へ“きりたんぽ鍋”を食べに行って、香川県で“讃岐うどん”をたべる。だっていま、うどんが食べたいんだもん」（増田貴久）

と、それぞれの性格や個性が表れる答えになっています。しかしファンが知りたいのは、『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）のレギュラーで、数々の世界の“祭り”に参戦してきた旅マスター・手越祐也の行きたい国！　それはすばり、「海外でオレを待ってるファンのひとりひとりに会いに行きたい」というまさかの一言。ちょっと期待はずれな気もしますが、実はこの答え、アイドルとしての彼の姿勢が表れているんです。

「去年、イギリスのサッカースタジアムの近くで、スペインからの留学生のコに『ファンなんです』って声をかけられたんだ。すっごくうれしかった！　それに“なんでオレのこと知ってるの!?”という驚きと、“いろんな国にボクらのファンがたくさんいるんだ”という確信と。そんなファンの方々みんなに会いに行きたいなぁ」

ファンがいてこそのアイドル、ということを知っているからのこの一言。今やネットなどで、ジャニーズアイドルの存在は世界に知られています。それを実感し、「会いに行きたい」とはファン冥利に尽きますね。それでも今すぐ行けるの場所ならハワイだそうで、その理由は「日本の冬は寒いんだもん。オレはあったかい季節が好き！」と実にシンプル。いつまで待っても、旅マスターとしての答えは出てきませんでした。いつか手越には訪れた国の思い出を語った、旅行記を出版してもらいたいですね。