8月1日、新潮社から「恋より楽しいことがある」をキャッチフレーズに掲げた新女性向けカルチャー誌「ROLa（ローラ）」が創刊されました。28歳前後の女性をターゲットとしたカルチャー系女性誌で、創刊号には多くのジャニーズタレントも登場。

ジャニーズJr.のジェシーがアートディレクター・清川あさみ氏とコラボして麗しい執事姿を披露し、嵐・松本潤がアイドルとしての矜持を語ったインタビューを掲載。写真も合わせて8ページのボリュームで、松本の言葉を一つひとつ丁寧に紡いだインタビューは読みごたえがあります。そして、今井翼の新連載もスタート。テーマは「休暇の旅」「新たな知識」「日常へのスパイス」だそうで、1回目の今号ではスペインを訪れ、世界中で愛されているレザーブランド「ロエベ」の制作現場の裏側を取材しています。



また「ROLa」では、表立って登場しているジャニーズタレントだけではなく、裏方として参加している人も。それは元「男闘呼組」で、現在は舞台を中心に俳優として活躍する岡本健一。Hey!Say!JUMP・岡本圭人の父親としても有名で、男闘呼組ではボーカル＆ギターを担当し、SMAP・木村拓哉が「尊敬する先輩」として名前を挙げていたこともある人物です。

岡本は趣味のカメラが高じて、2002年に公開された嵐の主演映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』と連動した写真集『嵐04150515―嵐のピカ☆ンチな日々』の撮影を担当。身近な存在だからこそ撮れる新たな嵐の一面を切り取った、と評価の高い写真集です。06～07年には女性ファッション誌「MISS」（世界文化社） で、現在はカルチャー誌「BEST STAGE」（音楽と人）でフォトエッセイを連載するほどの腕前。

「ROLa」創刊号でも、前出の清川氏と劇作家・本谷有希子氏の対談ページの撮影を担当しており、2人のグラビアページは大人の色香が漂う上質な写真に仕上がっています。同誌の最終頁には岡本について、「俳優＝表現者のカメラで、作家、芸術家、音楽家…を毎号写し出します。新鮮なコラボにご期待下さい」との紹介文も掲載されていました。

また「あなたの恋より楽しいことって何ですか？」との問いには、ほかの方が「お仕事」「アートです」などと答えている中で「愛すること」と、短いながらも深い一言を残している岡本。1992年に結婚したモデルの西克恵さんとは07年に離婚が成立しており、10年には女優・米倉涼子さんとの熱愛報道がありました。上記のコメントは、大人の恋愛を経てきた岡本だからこその発言かもしれません。

現在はパルコ劇場40周年記念公演『非常の人　何ぞ非常に』、12月からはミュージカル『モンテ・クリスト伯』、来年2月からは『アルトナの幽閉者』の出演が決まっている岡本。舞台俳優としての評価も年々上がっていますが、今後は写真家としての活動が増えるかも？　嵐の時のように、ジャニーズタレントを被写体にした作品も期待したいですね。