＜アイドル誌チェック!!＞

Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔の主演映画『劇場版 仮面ティーチャー』（2月22日公開）の完成披露試写会レポートなど、いつもに増してジャニーズタレントの話題がてんこ盛りの「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）2月10日号。

嵐の各メンバーの主演ドラマや出演バラエティ番組の密着記事が特に豊富ですが、中でも目を引くのが相葉雅紀の冠バラエティ『相葉マナブ』（テレビ朝日系）2月16日放送分のレポート。ドランクドラゴンの塚地武雅やハライチの澤部佑と餃子作りに挑戦するという一見他愛もない企画なのですが、収録中に共演者と爆笑する様子や、餃子のタネを混ぜ合わせる際になぜかドヤ顔でキメてみたり、試食タイムのいい食べっぷりなど、まさに“THEアイドル”的表情豊かなショットの数々は必見です。



収録中に挨拶を噛んでしまった調理の先生が澤部にツッコまれるシーンがあったのですが、相葉が先生の前に両手を広げて立ち「優しくして！」と抗議してみたり、餃子を焼くタイミングでは「先生まだまっちろ（真っ白）！　まっちろです！」とはしゃぐなど、30すぎとは思えない天真爛漫ぶりを発揮。収録の合間には率先してキッチンを拭くなどスタッフの仕事も手伝っていたそうで、“相葉ちゃん”らしいエピソードの数々にも気分がほっこりさせられること請け合いです。

今号にはアルバム『テゴマスの青春』がヒット中のテゴマスが、収録曲「ヒカリ」のMVの撮影ウラ話を披露。MVは手越祐也が朝の海岸をバイクで散策している頃、増田貴久がキャンピングカーの中でもそもそ起き出し……というストーリーなのですが、撮影当日は極寒のうえ、まさかの強風！　必死で撮影する手越やクルーをよそに、増田は「そっち（手越）の撮影が全部終わるまで起こさなくていいから」とストーリーそのままに暖かい車の中でぐっすり寝ていたのだとか。一方の手越はスタッフの持参したトランシーバーを勝手に借り、「現場の状況はどんな感じですか～!?」などとスタッフ間の会話に2時間近くも参加。最後には「混線がひどいようなので、チャンネル変えまーす」と通信を切られてしまったそう。早朝から夜までの過酷な撮影を意外にエンジョイしていた彼らの様子を、ぜひMV＆誌面でチェックしてみてください。

さて今号の表紙を飾っているのは主演舞台『Endless SHOCK』が2月4日に開幕したばかりの堂本光一（KinKi Kids）。インタビューではキャラクターや前回とは入れ替わったキャスト、2013年に新しくなった振り付けについてなど、作品へのこだわりをひとつひとつ丁寧に語っています。弟のようにかわいがってきた人物が光一演じるコウイチにライバル心を燃やし始め、のちにトラブルに発展……というストーリー中の出来事が、“実際に自分の身の回りで起こったら？”という質問に対する答えが印象的。基本的にはカンパニーの揉め事には深く介入しない主義だそうで、「残酷かも知れないけど、人を正すって、すげえ難しいことで……ダメになるやつはダメになるし、勝手に消えていくのよ」ときっぱり。

ほかにも“フライングの時に客席は見えますか？”という読者からの質問に「お客さんの目に触れているときっていうのは、視線も表現のひとつなんですよ。だから“客席を見よう”という感覚で舞台にいることはありえない」と超現実的な答え。上演回数1，000回を超える作品を座長として引っ張り続ける光一のストイックさを物語るコメントが続く中、“（SHOCKで）コウイチ以外に演じてみたい役は？”という質問を「……（今回入来茉里が演じる）リカ、で（笑）」とオトすところは、ベテランならではの余裕でしょうか。美麗なグラビアとともに、そんなツンデレ発言の数々も楽しんでみてください！