春の特番や新ドラマの情報がめじろ押しの「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）3月31日号。

ざっと目を通してみるとわかるのですが、主演ドラマ『弱くても勝てます ～青志先生とへっぽこ高校球児の野望』（4月12日スタート、日本テレビ系）に主演する嵐の二宮和也が、番宣で出る番組のページを含めあちらこちらに登場しています。本人のインタビューなどはないものの、ドラマで扮する弱小野球部の顧問としてのブレザー姿はもちろん、番宣で出演する『マスナビ特別編「ニノナビ」』（4月放送予定、日本テレビ系）ではなぜか白衣や農作業用のつなぎを着たコスプレ風のビジュアルも。こちらはドラマとのコラボ企画で“今の高校生が何に夢中になっているか”を二宮自らリサーチする番組だそうで、農業高校の生徒たちと牛の搾乳を体験したりと、なんだか楽しそう！


ほかにもドラマのポスター撮影の様子などがレポートされているのですが、“弱”の文字の入ったキャップをかぶり、少しうるんだ目で役柄の雰囲気を出したショットなどは味わい深いものがあります。普段お世話になっている日テレのスタッフから「変わったね」「スッとした！」と声をかけられ、本人は「そんなすぐ変わんないよ！」と爆笑していたそうですが、ジャニーズきっての演技派だけに、このドラマでもどんな表情を見せてくれるのか楽しみです。

『映画ドラえもん　新・のび太の大魔境～ペコと5人の探検隊～』の主題歌「光のシグナル」を歌うKis-My-Ft2は、映画の初日舞台あいさつに登壇。記者の“メンバーでいちばんジャイアンっぽいのは？”の質問に、メンバー中6人が指差したメンバーは……玉森裕太！　宮田俊哉が「挨拶がわりに肩パンチとかしてくるんですよ」と証言するのですが、普段宮田をイジる玉森の様子がそう見えるらしく、藤ヶ谷太輔が「わかりやすく言ったら、宮田がのび太くんでたま（玉森）がジャイアンみたいな感じ」と説明しています。

そして玉森が唯一“ジャイアンっぽい”と指摘した二階堂高嗣が、「ジャイアンって、カッコいいところ、カッコいいじゃん？」とフォローするなどジャイアン話で盛り上がったのですが、千賀健永の「“俺のものは俺のもの。おまえのものはおまえのもの”みたいな」という天然コメントで会場が爆笑の渦に。メンバーに「単純に、いい人じゃん（笑）」（二階堂）などとツッコまれるなか、ジャイアンの着ぐるみにまで“ちょっと違うけど？”とツッコミポーズをされたのだとか。かつて、キャパ600人程度のシアタークリエで「行くぜ、東京ドーム！」とシャウトするなど、数々の天然伝説を誇る千賀の今後の発言にも注目です。

さて今号の表紙を飾っているのは、実に2年半ぶりのニューシングル「僕のそばには星がある／ビバビバモーレ」を3月19日にリリースしたタッキー＆翼。グラビアではそろって黒のスーツでびしっとキメていて、色気のある大人の男の雰囲気をかもし出しています。

舞台『滝沢演舞城』の稽古でジャニーズの後輩たちを率いる滝沢秀明は、ハードな演目の稽古後にバテバテの後輩たちに向かって「立てっ！」と叱咤するなど、ドSな座長ぶりを発揮しているそうですが、「そうすると、『ゆとりなんですいません』って言われて終わるっていう……（笑）」と苦笑い。しかし後輩たちとの仕事の際には積極的にコミュニケーションの時間を取るなど、兄貴分として“仲間意識を育てる”付き合いを心がけているのだとか。キレのあるダンスに定評のある今井翼は「（後輩たちの中で）しっかり、丁寧に踊ってるなと思うのは（Hey! Say! JUMPの）知念（侑李）ですかね」など、若手のダンスもしっかりチェックしているそう。

お互いが多忙なためリリースの間隔が空きがちで「いつも久々なんでね」（滝沢）と笑う2人ですが、“他のグループに、これだけは負けないというところは？”という読者からの質問に「他のグループを意識しないところ。あそこがやってるからこうやろうよ、という考えはないので」（今井）、「しゃべんなくても伝わる、ってことじゃないですか。（中略）グループ会議とか、したことないです」（滝沢）とコメント。デビューから12年。それぞれの活動も充実させつつ、その絆をより深めている2人の“今”が感じられるインタビューは必読です。