嵐・相葉雅紀、NHKでキャスター挑戦もおとぼけ発言連発
2014.5.3
『相葉雅紀のNFJ(ニッポン・フード・ジャーナル)』(NHK)が4月29日に放送されました。天然で知られる相葉がまさかのNHKキャスターに挑戦するとあって、ファンの間では大きな話題となったこの番組。タッグを組むのは落ち着いた話し方が魅力の與芝由三栄アナウンサー、コメンテーターには食通で知られる放送作家・小山薫堂を迎え、日本の食の最新情報を伝えました。
最初の話題は、大阪で定食屋を営む村嶋孟さん。そのご飯の美味しさから「飯炊き仙人」と呼ばれてきた村嶋さんが、この6月、83歳で引退をするという話に「大阪で仕事あったかなぁ? 行けるかな~」と興味津々の相葉。相葉自身も最近は自分でご飯を炊くそうですが、そのきっかけとなったのが自身の年齢。30歳になっても365日ほぼ外食の生活を続けていた相葉は「あれ? 30を超えても自分的になにも変わんないな。これは変えなきゃいけない」と、31歳になって一念発起。自炊を始めてスーパーで食材を買うようになってからは旬がわかるようになったとか。中でもお気に入りなのが菜の花で、調理法は「ちょっと茹でてダシ醤油みたいなのかけて食べる」と至ってシンプル。
この話に小山が「僕、嵐は相当忙しいって聞いてたんですけど、意外と暇なんじゃないですか?」と質問すると、相葉は「メンバーによります(笑)」と謙遜します。ここまでは順調に来ていたトークですが、ふと我に返った相葉が放った言葉が「これなんの話でしたっけ?」。小山に「ご飯!」と言われて、「ご飯の話か!」と思い出すあたり、先が思いやられます。
続いて番組では、伊豆半島の海中で熟成させた日本酒を紹介。海中の振動で水とアルコールが早く混じり合い、よりまろやかになることが期待されているとの話を受け、スタジオでは熟成前後の日本酒を飲み比べることに。小山とワイングラスをぶつけて乾杯した相葉は、熟成後の日本酒に「なんか角が取れてる感じしませんか?」と真っ当なコメント。ところがその直後、「え? その、なんですか? 海の成分が、ボトル通して入るんですか?」と言い出すじゃありませんか。これには小山や與芝アナも思わず噴き出し「全然違います! (海の成分は)ボトルを通しては絶対に入りません」(小山)、「先ほどのVTR、よくご覧になっていましたか?」(與芝)とピシャリ。
振動によってまろやかになるということをもう一度説明された相葉は「すいません……。あれぇ? 見てたはずだったんだけど……」と謝りながらも手はグラスを握りしめ、日本酒をもうひと口ゴクリ。まったく悪びれる様子のない相葉は、泡盛やワインも海中で熟成が進むと聞くと「今日(ワイン)は?」となにやら飲み足りない様子。ここでも與芝アナから「今日はワインはないですね! 今日は日本酒の話題でしたのでニュースはこちらでしたので!」と早口で怒られ、「失礼しました」と苦笑。さすが3人の子を持つ與芝アナ、相葉の天然っぷりにも動じません。
また進化するコンビニ総菜の特集では、「たまにコンビニで自分の好きなお総菜だけを買って、コンビニパーティーを1人でやったりもします」と明かす相葉。総菜はそれぞれきちんと皿に移し、「なんとなくパーティーをつくるんですけどね。それが結構楽しいんですよ。助かってるんですよ」とのこと。先ほど自炊を始めたと言っていた彼ですが「1人分を作るのは大変」と感じることも。一度作った味噌汁は冷蔵庫で保存するそうですが、「何日までイケるのかわからない」と悩みを吐露します。そこで小山が「お味噌汁はせめて翌朝じゃないですか?」と意見すると、「あ、僕3日までやってました!」と相葉。しかも具材は「ナメコ」。與芝アナが「ナメコは3日も経つと酸味が出てくる」と指摘するも、相葉は「そういうもんなのかなと思ってました」。以前別の番組でも「ナメコ」の味噌汁が爆発したと話していた相葉。どうやら「ナメコ」はお気に入りの具材のようですね。
そして「今日の一皿」のコーナーでは、銀座「壬生」の絶品タケノコ料理をVTRで紹介。京都・塚原で穫れた最高級タケノコを木の芽と一緒にいただくその一品ですが、相葉は「これめっちゃうまかったですよ!」とすでに堪能済。そこで気の利いたコメントを残してくれるかと思いきや、「なんかあのー、葉っぱ? なんて言うんですか?」と小山に珍問。相葉はその葉っぱが山椒(木の芽)だとすぐに気付いたようですが、「今『葉っぱ?』って言った瞬間に、今まで見てきた人全員がずっこけたと思う」と小山。いや、もっと前からずっこけてます。
また相葉はタケノコには思い入れがあるようで、「僕ちっちゃいころから毎年掘ってたんですよ!」とのこと。祖父と一緒にタケノコ山に行っては「(掘ったタケノコにその場で)アルミホイルを巻いて、焚き火の中に突っ込むだけでも超うまくて!」と振り返ります。さらに一番好きだった食べ方は「アクとか抜かないで、そのまま切って味噌汁に入れるんですよ。めちゃめちゃおいしいっすね」。大好きだったおじいちゃんとのエピソードに、心和んだファンの方も多かったのではないでしょうか。
かっちりしたセットにスーツ姿、淡々と番組を進行する小山と與芝アナ……と、これだけであれば真面目なニュース番組になりそうなところ、気の抜けた相葉が加わることでまるで壮大なコントのような仕上がりに。想像以上の天然っぷりで視聴者を楽しませてくれました。次回の放送は未定のようですが、相葉の面白さが際立つこの番組、ぜひともレギュラー化してほしいですね。
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