＜アイドル誌チェック!!＞

2014年9月号の「ポポロ」（麻布台出版社）は、表紙を開けた途端、ビッグピンナップの玉森裕太の無邪気な笑顔が飛び込んできます。ピンクのTシャツにデニムと、ラフな夏のファッションで登場した玉森ですが、横尾渉、千賀健永、宮田俊哉との座談会では「夏の舞台衣装」について語っています。



いまや伝説となっている玉森の衣装といえば、デビューイヤーの夏にコンサートで披露した、ショッキングピンクのホットパンツ＋ピンクの付け毛＋王冠！　あまりに強烈なインパクトを残したため、いまなお鮮明に覚えている人も多いのでは？　一体あの衣装はなんなのか、当時からファンの間でも話題になっていましたが、3年の月日を経て、玉森自身が真相を口にしています。

玉森はあの衣装を「俺が短パンはいて、イカ星人みたいに登場したやつね」と振り返っており、驚くことにあの衣装のモチーフはイカだったよう。これには、「ピンクの髪に王冠みたいなのをつけてたけど、あれはイカの王様だったのか（笑）」と横尾もツッコまざるを得ず。するとすかさず玉森は「大王イカだよ（笑）」と、単なるイカではないことをアピールしていました。大王イカといえば、TOKIO長瀬智也やSMAP草なぎ剛を夢中にさせている、またまだ解明されていないことの多い不思議な生き物。天然と気難しさという二面性をもった玉森もある意味「解明されていない生き物」のため、大王イカのイメージに合っていたということ？

玉森と仲がいいことで知られる宮田でさえ、「あの衣装をみたときは、正直なんも言えなかった（笑）」とファンと同じような心境だったことを語っています。ちなみに玉森はホットパンツのあまりの短さに、もも毛を剃って対応したそう。「しゃがむとマジでヤバかったもんな」と玉森の“セクシーゾーン”を脅かしていたことを振り返っていますが、そう聞けばファンとしても再び見たいところ。千賀は「これからも、ぜひあのスタイルで登場してほしいね」とファンの心を代弁していましたが、「そうやって、よいしょして着せようとしてる（笑）」と玉森に下心を見透かされていました。はたして、セクシー大王イカ衣装は、嵐のスケスケ衣装のように10年後、15年後に「思い出の衣装」として再現されるのか、首を長くして待ちましょう！

その嵐は恒例の『ワクワク学校』を今年も開催、今号の「ポポロ」でも詳細にレポートされています。今回は“友情強化合宿”がテーマ。1時限目は二宮和也先生の「友だちと力を合わせることは、すばらしい」ことを学ぶ授業として、羊の追い込みにチャレンジ。メンバー4人が四苦八苦している様子を壇上から実況中継する二宮。この光景、『VS嵐』（フジテレビ系）などでもおなじみのような……。最後には真面目に「人は友だちと協力し、お互いを認め合うことで成長していく」と論じてくれました。

2時限目は「上手に友だちを作る方法」を櫻井翔先生が伝授。友だち作りの実演として釣りに出かけ、近くに居合わせた“いっくん”こと伊藤さんというおじさんに急接近。友だちになるまでのVTRを流す中で、「勇気を出して新しい友だちを作ってみよう」と訴えました。実際に友だちになった“いっくん”は、会場の東京ドームに自転車に乗って颯爽と登場。関ジャニ∞・村上信五が司会を務める、『月曜から夜ふかし』（日本テレビ系）でも株主優待券を1枚でも多く使い切るために都内を自転車で駆け回る投資家・桐谷広人さんが取り上げられ、本を出版するまでの人気者になりました。ジャニーズアイドルと自転車に乗ったおじさん……この組み合わせはもしかしたら相性抜群なのかも。

3時限目はワクワク学校恒例の“食”に関する相葉雅紀先生の授業、4時限目は松本潤先生の「友だちのことを一生懸命考えることの大切さ」を学び、最後は大野智先生による“損得抜きの真の友情”について。「もし僕らが出会っていなかったらどうなっていたか」に思いをめぐらせ、あらためてメンバーに向けての手紙を書いた大野。「誰かひとりでも欠けていたら嵐は嵐になれなかった」「あの日あの出会いは奇跡。みなさんにも損得抜きの真の友情を育ててほしい」と感動的な言葉でファンに語りかけていました。メンバーの絆が強いことで知られる嵐だからこそできる、友情に関する授業。ファンの中には学生で、まさに現在進行形で人間関係に悩んでいる人もいるかもしれません。コンサートではできないこういったイベントを通して、今後もファンの心に寄り添う存在でいてほしいですね。