放送中のドラマ『金田一少年の事件簿N』（日本テレビ系）で主演を務めているHey!Say!JUMP山田涼介が、8月3日放送の『おしゃれイズム』（同）に出演。自身のプライベートについてたっぷり語りました。



山田がジャニーズ入りしたのは、母と姉が内緒でテレビ番組のオーディションに応募したのがきっかけ。当時サッカー少年だった山田は「ダンスなんかやりたくないし、キラキラ無理だから」と一度は拒否するも、約5，000円のワールドカップ限定ピンバッジを買ってあげるという母の言葉に釣られてオーディションに参加。会場でフリーダンスを求められ、「フリーダンスなんか知らねぇよ！」と困惑した彼は、サッカーで培った反復横跳びを披露。それを見ていたのが「知らないおじいちゃん」ことジャニー喜多川社長だったとか。山田はジャニー社長を「ひと言で言ったら『天才』」「だって、グループ名“Hey!Say!JUMP”ですよ（笑）？」と、そのネーミングセンスを茶化してスタジオを沸かせます。しかしそんなグループ名もあっという間に浸透するんですから、やっぱりジャニー社長のプロデュース力は天才的と言わざるを得ません。

また番組中、Hey!Say!JUMPメンバーからのメッセージを紹介する場面も。知念侑李からの「鏡を見ながら『オレってかっこいいよな』と言うのはやめてください」とのタレコミには、「言ってないっすよ！　これは落とし込みですわ！」と一瞬憤ります。が、心当たりはあるそうで「ライブ前は世界一のナルシストだと思ってるんで」と宣言し、一方「普段は本当に干物です。ヤバイです。ステテコ履いて裸で部屋ん中ウロチョロしてます」と私生活とのギャップも明かしました。が、山田いわく「彼（知念）が一番（ナルシスト）だと思うんですよ」とのこと。知念は「自分のことかっこいいと思う？」と尋ねた山田に、「かっこいいと思ったからジャニーズに入ったんだよ」と言い切ったそうで、その潔さには山田も敵わなかったようです。

その後、『スクール革命！』（同）で共演しているアンタッチャブル山崎弘也がVTRに登場し、山田と知念を比較。知念については「スゴイ運動神経よくて、例えば『日テレ系人気番組No.1決定戦』とか出ても一人で高跳びとかで活躍して、ジャニーズ的なかっこよさみたいなのがある」と評価したのに対し、「山田くんにはそれがない。顔はかっこいいんですよ？」とダメ出し。さらに山田の妖怪好きも暴露し、「人を妖怪に例えるのが得意」と明かします。妖怪や悪霊が出てくる少年マンガ『地獄先生ぬ～べ～』（真倉翔・岡野剛、集英社）が大好きだという山田は、山崎のことを「がしゃどくろ」、番組レギュラーの森泉を「けらけら女」、藤木直人を「妖怪ではないですね。四神の『青龍』」と例えた後で、くりぃむしちゅー上田晋也を「子泣きじじい」と表現。的を射た例えで、観客の笑いを誘っていました。

また幼い頃のかわいらしい写真も披露。小学5年生の頃はよくモテたと話す山田ですが、堀越高校の芸能科に進んだ後は人見知りも影響して「ほんとモテなかった」「僕、高校1年生の時、女の子としゃべったの1回もないですよ」とのこと。ところが上田から「（高校）2年生は？」と聞かれると「モテました」と即答。「『僕を知ってください』っていう宣伝活動をしまして。『山田、面白いね』みたいな感じで、男女問わず話しかけてくれるようになって。そっからもうグーンですよ！」と、モテ期の再来に満面の笑み。けれども高校が恋愛禁止だったため、その恩恵を受けることはなかったとか。また好きな女性のタイプは「ベタですけど、よく笑う子」と山田。が、人見知りが過ぎて共演者ともろくに話せないことが発覚すると、森は「もっとオレ様的な感じを出したら、絶対女子とかキュンとすると思わない？」と助言。山田は「オレ様ねぇ……」と呟いた後、本当はオレ様なのに話しかけることすらできない自分を「ちょっとややこしい性格なんです」と分析していました。

と、ここまでネット上の視聴者からは「男のオレから見てもかわいい」「お喋り上手」などと好評価だった山田。ところが終盤、自宅を写真で公開するとその評価が一変します。自宅トイレには、山田がひと目惚れしたというハワイの写真家クラーク・リトルの波の写真と、それに合わせて飾られた複数のキャンドルが。また玄関にはアンディ・ウォーホルの絵と、やはりひと目惚れしたという大きなサボテンが飾られていました。ウォーホルが大好きな山田は玄関のみならず、実はトイレやリビングにも飾っているそうで、今年、森美術館で開かれた展覧会『アンディ・ウォーホル展：永遠の15分』も鑑賞したそう。しかし山田に誘われて一緒に行った知念は「まぁつまんなそうにしてました」とのこと。この自宅公開に対する視聴者の反応は「ハキハキしてトーク面白いし、なんか好感度あがってたのに、キャンドルとウォーホルが好きでウへァw」「オシャレだがポスターがベタで笑ったw」などイマイチでした。

ところで山田にとって、最もインパクトある出会いをした先輩が、嵐・二宮和也だそう。ある歌番組でジャニーズJr.の楽屋を訪れた二宮にオーラを感じたという山田ですが、「その時冬だったんですけど、マフラーを5周くらいしてたんですよ」「それが斬新だなって」と違った意味でのインパクトもあったよう。現在はKAT-TUN亀梨和也とよく食事に行くそうで、「真剣な仕事の話が多い」とのこと。努力家の2人は「仕事に対する姿勢が似てるね」と話すこともあるそうで、共に金田一少年を演じたこともあってか、グンと距離を縮めているようです。

この日、来年公開の映画『グラスホッパー』の役作りで、髪を銀色に染めて登場した山田。『金田一～』の撮影ではセリフの多さに苦労し、同時にずいぶんと鍛えられたようですが、ドラマで培ったその演技力を、初挑戦の銀幕の世界でも存分に発揮してほしいものです。