『トーキョーライブ22時』（10月19日から放送、テレビ東京系）の弟番組で、Hey! Say! JUMPとジャニーズWESTが週替わりでMCを務める『リトルトーキョーライブ～みんなで作るいっぱいいっぱい生放送～』（同）が10月8日深夜にスタート。初回はHey!Say!JUMP八乙女光、高木雄也、岡本圭人が登場し、まさに「いっぱいいっぱい」な生放送となりました。



今春特別番組として放送された『トーキョーライブ24時』が東京タワーからの生放送だったのに対し、「お金がかからない」という理由で真っ暗な美術倉庫前から放送されるこの番組。この待遇の差に髙木は「オレたちジャニーズだぜ!?」と噛み付きますが、MC役のどりやん（麒麟・川島明）からは「まだまだのジャニーズだよな」とのツッコミが。メンバーはぜひともこの番組で実力をつけ、知名度UPも狙いたいところですよね。

そこでまずは各自10秒で自己紹介をすることに。が、謎の酸っぱい飲み物を飲んでからしか発言できないというルールがあり、八乙女はあまりの酸っぱさに顔をしかめるのみ。高木はむせてジュースを噴き出し「すっぺーんだよ！　オレこういうのあんまやったことないんだよ！」とブチ切れます。しかし岡本はすんなり飲み終え「Hey!Say!JUMPの岡本ですぅ。特技はギターと英語です」としっかり自己紹介。岡本がいとも簡単に飲み干したので、八乙女と高木にヤラセ疑惑が浮上します。これに「マジキツかったよ！」「ヤラセじゃないよもう!!」と声高に反論したのが高木。バラエティー慣れしていない彼は、“とりあえず声を張ろう”とでも考えたのかもしれません。

そんななか、この日最もイキイキしていたのが岡本。MCのどりやんが毒舌だと知ると、「ドリアンだけにトゲがありますね！」と親父ギャグを投下。八乙女は「やめて！」と岡本を制しますが、その後も岡本はマイペースを貫き、たびたび八乙女から怒られることに……。

ある女性の“夜中に私を悩ますもの”を当てる「どーしたライブ」のコーナーでは、4つの選択肢から八乙女が「ダンゴムシ」、高木が「ミドリガメ」と予想。が、岡本は「ちょっと待ってよ。ミドリガメとダンゴムシ見て『わぁっ！』ってなる？　ならないでしょ！」と反論。その後正解が「ダンゴムシ」だとわかっても、岡本は「ビックリしませんよ、あんな小ちゃい、クルってなるやつ！」と不服そうです。ところが出題した女性が「目を覚ましたら目の前にダンゴムシが」とあらためて状況を説明すると、あれほど否定していた岡本がすぐさま「それは怖い」「（目の前にダンゴムシがいたら）『わぁぁ！』ってなるわ！」と主張を変更。これに八乙女は思わず「お前なんなんだよ！　生放送気合入れてやれよ！」と叱責。どりやんからも「岡本くん、時間返せよ」と言われてしまいます。

しかしながら岡本がノリで「（答えが）わかりましたよ」と発言した際も、「生放送で適当やめて？」と真顔で怒るなど、とかく「生放送」を強調して岡本を叱っていた八乙女。毎週火曜には『ヒルナンデス』（日本テレビ系）にレギュラー出演し生放送の経験値は高い彼ですが、自分が引っ張らなきゃと意気込むあまり、実は一番緊張していたのかもしれません。それでも視聴者がリクエストした妄想シチュエーションを実演する「もーそーライブ」では、「ヤダ！」を連発しながらもキス顔を披露。ファンを喜ばせていました。

一方の岡本にはファインプレーも。ボウリングの結果を予想する「どーなるライブ」のコーナーで、歌舞伎町のホスト、キャバクラ嬢、オネエ、酔っ払いの中から勝者を選ぶことになり、岡本は「ここで当てたら、視聴者さん的にも『Hey!Say!JUMPすごいんだな』って思ってもらえるかな」と、あえて一番危うそうな酔っ払いを選択。そして見事酔っ払いが勝利したのです。また視聴者投票が始まるとカメラに向かって「お願いします！」と手を合わせたり、番組の反省会ではほかの2人が「Hey!Say!JUMPの八乙女光です！　絶対覚えてください！」「高木雄也です！　しゃべりの練習してきます！」と自己主張するなか、「岡本です！　45分間見守っていただきありがとうございます」と視聴者に感謝するなど、視聴者やファンを意識した言動が際立っていました。

さて初回放送ではいまいち波に乗り切れず、冒頭どりやんに指摘された“まだまだ”感が露呈してしまったHey!Say!JUMP。そんな初回をチェックしていたであろう、しゃべりに自信のあるジャニーズWESTが次週どんな展開を見せてくれるのか、注目です！