現在、ジャニーズ事務所から猛プッシュされているJr.の高橋海人。入所は2013年6月ですが、以前からヒップホップダンスを習っていたためダンススキルは抜群で、15歳ながらも大人っぽく整った顔立ちと舌っ足らずなしゃべり方のギャップがファンにウケて、早くも人気Jr.の仲間入りをしています。同年12月放送の『ザ少年倶楽部』（BSプレミアム）では、高橋がセンターとなって元KAT-TUN赤西仁の楽曲「Bass Go Boom」を披露。異例の大抜てきに、Jr.ファンからも驚きの声が上がりました。さらに今年はKis-My-Ft2玉森裕太主演ミュージカル『DREAM BOYS』に関西Jr.の平野紫耀＆永瀬廉とともに出演するなど、大躍進の一年となりました。



そんな高橋が日刊スポーツの連載「Saturdayジャニーズ」（12月13日付け）の中で、愛用品として帽子を紹介。「帽子は必需品です。（中略）家に20個ぐらいあります」とコメントしているのですが、ファンの関心はここに集中。というのも、「ポポロ」（麻布台出版社）2014年10月号では、Sexy Zone佐藤勝利が「カワイイ後輩」に高橋の名前を挙げた上で、

「楽屋にいつも遊びにくるよ。この前『かいね、帽子持ってないんだ』って、切なそうにあの高い声で言うもんだから、その日にかぶってたやつをあげたよ。『やった！』って言ってるんだけど、言い方があんまりうれしそうじゃないからつっこんでみたら、『うれしいよ（ハートマーク）』って笑顔で。あののんびりとした感じと甘えるところが、ホントにギュっとしたくなるね」

と、高橋に“おねだり”されて帽子をあげたことを明かしていたからです。ネット上では「サタジャニ」で高橋が発言した「帽子は必需品」という言葉が取り沙汰され、「勝利はだまされたんだ」「世渡り上手い」という声や「帽子詐欺」「詐欺師」との厳しいツッコミが入る一方で、「勝利にもらってから集めたのかも」「きっと持ってない帽子の形だったんだよ」と高橋を擁護する書き込みも。

実は高橋、11月に発売された「Myojo」（集英社）2015年1月号のインタビューでも「帽子はちっちゃいころからカイのトレードマークなんだ」と語っており、佐藤の証言との矛盾を指摘する人もいましたが、今回の「サタジャニ」で疑惑が多くの人に広まってしまいました。ちなみに、佐藤があげた帽子とは、流出したプライベート写真などから「TEXAS」と書かれたキャップのことではないかとウワサされています。

高橋については、自分のことを「カイ」と呼んでいることで「ちょっとあざといと思った」「かわいい」と賛否両論あるものの、その甘えん坊なキャラから関西の平野＆永瀬や『DREAM BOYS』出演者のキスマイメンバー、人気Jr.のジェシーらともあっという間に打ち解けており、ファンからはコミュニケーション能力の高さが評価されています。帽子の件では、佐藤にちょっとしたウソをついておねだりしたのか……。どういう意図で「帽子持ってないんだ」と発言をしたのかは不明ですが、そんな計算高さが先輩に受け入れられる秘訣でなのかもしれません。

1月1日に開幕する『2015新春ジャニーズ・ワールド』では少年隊・錦織一清ら大先輩と同じステージに立つ高橋。人懐こい彼のことですから、舞台中も先輩とのエピソードを量産し、またアイドル誌で披露してくれそうです。