＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
相葉雅紀（嵐）

「サーフィンを教えてもらったの、山口さんですから」



昨年12月27日～31日の5日間かけて放送された『今年も正月から本気です。 初TOKIO×初嵐！プレミアムトーク』（日本テレビ系）。 TOKIO国分太一×嵐・大野智の対談を皮切りに、毎日TOKIOと嵐から1人ずつ料亭設定の部屋で会い、10分間でトーク＆プレゼント交換をするという企画だ。どの組み合わせも互いの関係が垣間見える興味深いトーク展開となったが、なかでも4組目となるTOKIO山口達也と嵐・相葉雅紀のプレミアムトークが印象深かった。

とはいえ、2人のトークの内容は、TOKIOのデビュー20周年の武道館公演に嵐が参加したことやデビュー15周年の嵐のハワイ公演の話に触れただけの慌ただしさで、すぐさまプレゼント交換へ。ただその中で発した相葉の言葉に深みがあった。「デビューした地で、またライブができたんですよ。そこから10日間ぐらいハワイにいて、1日だけサーフィンができたんですよ。一番に最初サーフィンを教えてもらったの、山口さんですから」とうれしそうに報告していたのだ。山口からサーフィンを教わったのは12年ぐらい前だという。相葉が山口に贈った本気のプレゼントは“電気おでん鍋”で、年明けに一緒にサーフィンをしてから山口家を訪れ、おでんを囲む約束も取り付けた。

そして、その放送から15時間半後、NHKで再放送された『嵐　15年目の告白～LIVE＆DOCUMENT～』の中で、「一番最初サーフィンを教えてもらったの、山口さんですから」という相葉の発言の深い意味を知ることになるのだった。11月7日の再放送のため、すでにこの番組の内容は周知済みのファンも多いだろう。相葉が2002年に肺の病気を患った際、「嵐には戻れないかもしれないと思った」と告白した。その後、ハワイでのイベントで復帰した相葉だったが、ステージの上の嵐の4人の姿を見てなんとも言えない切ない気持ちになったという。10年以上経った今年のハワイ公演に5人で立てたときには、決着がついてうれしかったと話し、ステージ上でのトークではその思いがあふれ、涙で前すら見られなかった。02年といえば、山口からサーフィンを教わった年でもある。肺の病気、そしてハワイ、サーフィン……今年は嵐や自分自身を振り返る“15周年記念ハワイ”になったに違いない。

そして、紅白司会を見事やり遂げ、嵐のとって、相葉にとって大きな節目の年を締めくくった。『嵐　15年目の告白』で、大野の「2006年に嵐を辞めていたかもしれない」という爆弾発言を受けたこともあり、相葉は「ゆっくりでも遠回りでも止まんないように5人で歩いていけたら、僕は一番うれしい」ときっぱり言い切り、16年目をしっかりと見据えていた。