地味で伝わりづらいけれど、嵐を支えている相葉雅紀の「おもてなし精神」

2015.4.7

やさしさって一種の才能



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嵐・相葉雅紀の初“月9”主演が話題を呼んでいる、ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)がいよいよ4月13日からスタート。相葉が表紙を飾っている「オリスタ」(オリコン・エンタテインメント)4月13日号では、作品への抱負などを語っています。



月9といえば同じく嵐・松本潤主演の『失恋ショコラティエ』(同)など恋愛作品が多いイメージがありますが、今作は“ストーカーや会社の不正に立ち向かう家族の絆”がテーマ。本人も作品内容を知らされたときに「まるでラブがない!」と驚いたのだそう。

そんなドラマに関するインタビューの中で、“タイトルにかけて、自分の家に誰かを招いたとしたらどんな風に迎えますか?”と聞かれた相葉は「せっかくなので、何か作りましょう! 誰かがうちに来るとなったら、最初に『何食べたい?』って聞いて、リクエストに応えたり」と答えています。また、読者からの質問で“嵐のメンバーを家に呼ぶならどんなおもてなしをしますか?”というものに対しては「まずは、お風呂を沸かしておこうかな。5人揃うんだったら、みんなで食べられる鍋がいいよね。あと餃子も作っておこう! で、お風呂に入りたくなったらいつでもどうぞと」と回答。

何気ないコメントですが、他人と関わるときだけでなく、相葉の仕事への取り組み方全般にこういった“おもてなしの精神”が垣間見えることがあります。例えば今回の記事一つをとっても、同じような質問が出てきた場合、同じ答えはせずに“●●の話はさっきしたからナシだよね? そしたらね…”と違う話題を挙げてみたりと、読者やインタビュアーへの気遣いを感じさせる表現を多く見受けます。また冠バラエティ『相葉マナブ』(テレビ朝日系)では、率先してロケ先の一般の人々とコミュニケーションを取る姿をよく見受けますが、その順応力の高さはもちろん、相手がしてくれたことに対するお礼や感想のコメントを忘れないといった細やかな気遣いに驚かされることが多いのではないでしょうか?

ファンには周知の事実ですが、相葉の実家は中華料理店。先に挙げた自宅へ人を招く場合のコメント中にも「実家が飲食店だったせいもあって、喜んで食べてもらうっていうのが好きなんでしょうね」と出てくるので、おもてなしの精神が培われたのはそういった背景があるからなのでしょう。

仲良しグループとして知られる嵐の中でも、二宮和也とは特に仲がいいことで知られていますが、その二宮が2008年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)の企画で相葉宛に書いた手紙にも「あなたは僕らにまで気をつかう人だから、時々心配になります。一人でバラエティに出ると聞いて不安でしたが、今や欠かせない人になったのはあなたのその一生懸命さだと思います」とあり、その他人への気遣いの細やかさや真摯な仕事への向き合い方についてはメンバー内でも一目置かれているよう。

嵐の中でも櫻井翔は司会やキャスター、大野智は歌&ダンス、二宮和也は演技、松本潤はコンサート演出などのプランニング、とそれぞれ仕事での得意分野があり、相葉はどちらかといえばバラエティ担当といえるのかもしれません。ですがバラエティ番組を盛り上げる技術的な部分ばかりでなく、ドラマやCMなどどんな仕事においても“人を楽しませたい、喜ばせたい”という相葉のスタンスは、デビュー当時からずっと変わらないように思えます。

トークや演技などと違い目には見えにくいものですが、実は相葉の持つこのおもてなしの精神こそが、国民的アイドルグループの仕事を表と裏から支える重要なファクターになっているのかもしれません。『ようこそ、わが家へ』の撮影現場レポートからもシリアスなシーンの合間に共演の沢尻エリカやスタッフを笑わせている様子が掲載されていますが、そんな相葉が今回役者としてどんな顔を見せてくれるのか、気になるところです。

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コメント

  1. 相葉雅紀より 2015年04月15日 11:32 PM

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