Kis-My-Ft2の宮田俊哉と二階堂高嗣が、9月30日深夜に放送された『キスマイRadio』（文化放送）に登場し、東京ドームコンサートで起こった“事件”について明かした。



今夏はKis-My-Ft2のツアー『2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD』と、玉森裕太・宮田俊哉・千賀健永が出演する舞台『DREAM BOYS』が平行して行われていたため、メンバーそれぞれが大忙しだったと振り返る2人。そこから話は、北山宏光、二階堂、藤ヶ谷太輔、横尾渉のメンバーが『DREAM BOYS』を観劇に訪れた際の出来事に及んだ。通常、ジャニーズのアイドルが観劇に訪れるときには、混乱を避けるために開演ギリギリに入場することが多い。今回は、照明が完全に落ちきる前にメンバーが入場したのだが、先頭で入った二階堂はその役回りが嫌だったと話す。というのも、「全然“キャー”がねえの」とのことで、人気のなさにショックを受けたのだとか。

しかし、コンサートと違って舞台の際には黄色い歓声を上げないのが、ファンの間の暗黙のルール。宮田もそれを知ってか、「そもそも舞台だからお客さんもキャーって言うのを控えてたのかもしれない」と二階堂を慰めていた。しかし二階堂は「じゃあオレ、人気がないってわけじゃない？」と宮田に確認するように尋ねるなど、どうしてもファンの反応が気になってしまうよう。

それは、先日行われた『2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD』東京ドーム公演での、“ペンライト事件”が二階堂のトラウマになっているんだとか。今回のツアーのペンライトは、メンバーカラー＋白色の全8色を点灯させることができるため、ファンは自分の近くにお目当てのアイドルが来た際にはメンバーカラーを点灯させ、アピールすることができる。メンバーカラーでいうと、二階堂は緑、宮田は紫、玉森は黄色と決まっているのだが、アンコールで2人は衝撃的な光景を目にしてしまったというのだ。

というのも、「アンコールの時に二階堂とオレと玉（玉森）の3人で、車みたいなのに乗って一周回ったんだけど、オレら3人が乗ってる車の周辺はほぼ黄色！」（宮田）だったらしく、「すげー現実を見た気がする」（宮田）、「モテている人をずっと近くで見てる感じ」（二階堂）と、2人は口々に寂しい心境を明かしていた。

2人にとっては面白くないアイデアだったペンライトについて、宮田は「そもそもさ、ペンライトの案を出したのは、二階堂だったの？」と尋問。二階堂は「いやいや、違うよ」と否定し、打ち合わせで決定したことを説明していた。それでも宮田は「誰が、発したのか……」と犯人探しを止めず。すると二階堂は「大人発信なんだよ、たぶん……。あのペンライトには、『お前ら人気ねぇんだぞ』っていう裏メッセージがあったんじゃない」とその意図を推測し、宮田は「『現実見ろよー』っていう。厳しいなー大人は、ほんとに」と続けるが、キスマイは“格差”を売りにしてブレイクしたグループでもあるため、「キスマイのライブってこういうとこも見どころなんじゃないでしょうか」と、最後には納得した様子も見せていた。

番組の後半では、宮田が誕生日をマネジャーにさえ忘れられ、仕事を終えて帰宅した後、「これで寝るのももったいないなと思って、生ハム2枚食って寝た」というアイドルとは思えぬほど寂しいエピソードも披露。Kis-My-Ft2の後列グループ“舞祭組”のメンバーとして、注目度が上昇している2人だが、正統派のジャニーズとして“モテる”日が来るのは、まだまだ先のようだ。