「ドアの隙間をバスタオルで埋めて……」、今井翼がコンサートで必ず前乗りする理由とは?

2015.11.3

それだけ準備して、「山手線内回り〜愛の迷路〜」の駅名を言えないってどういうことよ?

 現在、全国9カ所を回るツアー『TACKEY & TSUBASA CONCERT 2015 ふたり旅』の真っ最中であるタッキー&翼。ストイックな性格でも知られる彼らだが、コンサートに対するプロ意識もやはり高いようだ。10月29日深夜に放送されたラジオ番組『今井翼のto base』(文化放送)では、今井翼がコンサートの前日に必ず“前乗り”する理由を明かした。



 自身の誕生日である10月17日に、滋賀県にてコンサートを行う予定だった今井は、その前日には京都に到着。「もう、16日の(夜)11時台には布団に入って、次の日に備えて、寝ちゃったんですね」と、誕生日前だからといって浮かれることもなく、おとなしく就寝したそうだ。翌日、朝7時過ぎに起床した今井は、ホテルの朝食ではなく、外をブラブラしていたら発見した「なか卯」で牛丼を食べ、しばし秋の京都の町並みを楽しんだという。

 その後、ホテルに戻った今井は、前乗りの目的である“ストレッチ”に精を出す。「風呂に2回浸かって、ストレッチをして、その後に浴室で喉のストレッチと発声をやっていくんです。あまりにも大きい声を出すんで、浴室のドアを閉めたら、ドアの隙間をバスタオルで埋めて。ライブで実際に歌う楽曲を一通り歌っていくんです」といったルーティンをこなす。コンサート前に一通り歌うため、本人としては「今日、何公演やっているんだろう? って感じ」がするそうだ。しかし一方で、「でも、その時間があるからこそ、ステージに上がったときに、本当の意味でのリハーサルに突入できるわけですよ」と、ストレッチの有用性を主張する。

 今井にとっては、ステージ上のリハーサルは単なる準備の場ではないそう。「常々思っているのは、ステージのリハーサルはリハーサル室じゃないから、やっぱりすべてを温めた状態で体を動かし、すべてを想定した上で踊り、そして歌を歌っていくわけなんで。ステージ上で声出しをするのはあり得ないことなんですよね。(中略)スタッフのご理解の上で、ベストコンディションを出していける」と、熱弁していた。

 今井は昨年10月、メニエール病で休業を余儀なくされ、出演予定だったコンサートツアー『Two Tops Treasure Tackey&Tsubasa Tour 2014』への出演が叶わなかった。だからこそ、今回のステージは万全の態勢で挑みたいという気持ちも強いのかもしれない。彼のプロ意識を知っていると、実際にコンサートでの声がより魅力的に聞こえてくるはずだ。

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コメント

  1. 名無しだJより 2015年11月04日 9:11 PM

    二回も風呂に入っていれば、痩せそうだけどなあw
    不器用な真面目さが好きですが、あんまり根を詰めて体調を崩したら本末転倒。
    手を抜けと言って抜ける人では無いんだろうが、翼くんの活躍を期待してるファンがたくさん居るので、無理だけはしないで欲しい。
    でも、公約通り痩せてね。今絶対50㎏じゃないだろー。

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