Hey!Say!JUMP山田涼介、生田斗真のおかげで“ナイフを振れるアイドル”に!?

2015.11.10

ナイフも振れる、スーパースターの誕生です!

<ジャニタレ掲載誌レビュー>

 生田斗真とHey!Say!JUMP山田涼介の初共演が話題を集めている、映画『グラスホッパー』が11月7日についに公開! 「オリスタ」11月16日号(オリコン・エンタテインメント)では、2人のグラビアやそれぞれが同作に対する思いをじっくり語ったインタビューを掲載している。



 ある事件により恋人を失い、犯人への復讐のため裏社会へと身を投じる中学教師・鈴木を演じるのが生田。出演を決めたきっかけは、“人間らしい感情を持たず悪を抹殺するために生きる男”という難役を演じた映画『脳男』(2013年)を手がけ、生田が「僕の中で戦友のような存在」と語る瀧本智行監督による作品だったからだそう。スタッフ&キャストが一丸となって「汗の臭いとか血の匂い、熱さみたいなものがスクリーンから伝わってくる生々しさが表現できたら」とリアルな描写にこだわったという同作では、本格的なアクションシーンが重要な見どころになっている。

 残念ながら山田と絡むシーンは少ないそうだが、共演が決まった際には「『この映画、山田にかかっているからよろしくね』って思いっきりプレッシャーをかけて。(山田が)『あっ! は、は、はいっ』みたいになってたけど(笑)」というやり取りがあったのだそう。さらに山田演じる“蝉”の激しいアクションシーンを想定して、「『ナイフ振ったことある?』って聞いたら『ないです』って、そりゃそうだろうって話だけど(笑)。『今度俺のやってる格闘技でナイフとか使う稽古があるから、よかったら参加してみない?』って」と声をかけたのだとか。普通の役作りではあり得ないこの稽古では、最終的に山田が「『急所の刺し方はこうです』とかものすごくマニアックなことを教えられてた」のだとか。山田といえば映画『暗殺教室』(15年)で天才的な暗殺の才能を持つ生徒役を演じていたが、これで名実ともに“ナイフを振れるアイドル”に……?

 そんな手ほどきを受けた山田自身はその様子を、「普通に刺しただけでは殺せなくて、ちょっとななめにえぐる……“俺は何を学んでるんだ!?”と思いましたけど(笑)」とあっけらかんと語っている。山田が演じるのは、驚異的な身体能力と華麗なナイフさばきを武器に、暗殺で生計を立てる殺し屋・蝉。実際に演じてみて、「自分でも、思ったより身体が速く動くんだな、と思いました」「俺ね、やられるのは超上手いんです(笑)。(中略)最後の浅野(忠信)さん演じる鯨との対決は、浅野さんに身を委ねたというか。思いっきりやってくださるので、やられる側としてはすごく楽だった。かなり滅多打ちにされましたけど(笑)」と手ごたえを語っており、実際に共演者やスタッフからのアクションの評価もかなり高かったとのこと。

 プライベートでも時間を見つけてはナイフの練習をしていたそうだが、「『金田一少年の事件簿N(neo)』の現場で練習してたんですけど、スタッフさんたちは映画のことを知らないから、『どうした!?』って言われたりして(笑)」と周囲に怪しまれながらの役作りを苦笑しながら語っている。最後に思い出したように「意外に俺、恋愛ドラマをやったことないんですよ!(中略)次はど真ん中もいいかもしれないよね」とも語っていたので、ファンとしては次回作も気になるところ。

 過去の出演映画ではジャニーズの後輩と絡むことのなかった生田は、「(今回の共演は)新鮮だし、やっぱり後輩ってカワイイんだなって思いましたね(笑)。(中略)一緒のシーンがほとんどないんだけど、僕が現場に行くと監督とかカメラマンが『昨日の山田、カッコ良くてすごく良かったよ』とか言ってくれるんですよ。それがすごく嬉しくて」と回想。一方の山田は「『脳男』は衝撃的だった。それを観て、俺もいつかはそこに行きたいと思ったんですね」と生田への憧れを口にし、実際に共演してみて「“ああ、やっぱりスゴイ人だな”って改めて思いました」と語っていて、双方がこの共演に手ごたえを感じたよう。原作小説には続編もあるそうだが、生田と山田の近い将来の共演もあり得る、のかも?

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コメント

  1. 名無しだJより 2015年11月10日 11:24 AM

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