高身長で小顔というスタイルの良さと涼し気な目もとのせいで、クールな印象が強いHey!Say!JUMPの高木雄也。「QLAP！」2016年1月号（音楽と人）では、そんな彼のギャップが検証されている。



　「Yesの数で判定！　2015年メンバーを1番愛していたのは誰!?　メンバー愛CHECK!」のコーナーでは、Hey!Say!JUMPのメンバーそれぞれが同じ質問に答え、メンバー愛を測るアンケートが実施されていた。山田涼介が5問中全てにYesと答えて“メンバー愛ナンバー1に輝いた”という見出しが付く一方で、高木と伊野尾慧はYesの数がワースト1位に。

　同誌で受けていた別のインタビューでは、高木が、岡本圭人と食事に行ったことを完全に忘れている場面も。実際に「メンバーとご飯や遊びに10回以上出掛けた？」という質問に「NO」と答えている高木は、「印象的なのは、光くん（八乙女光）と2人でラーメン食べに行ったことだけど……普通にウマかったことしか記憶にない（笑）」と、彼の中では、誰と居るかよりも、食べたものがおいしかったという事実の方が強く記憶に残っているようだ。しかし岡本は、遊んだ時の様子を「そのときさ、雄也が『楽しい！』ってすごい言ってるのがかわいくて。オレ、嬉しくなっちゃった」と語っている。

　グループ内の高木人気は高いようで、2015年11月号の「QLAP！」では有岡大貴と知念侑李が、「ツアー中に見かけたメンバーの“かわいい”一面は？」という質問に、「GENKINGのマネをしてくれる」「赤ちゃんみたいな表情をした」という高木のエピソードを紹介し、彼のかわいさの源が、そのクールな外見と無邪気な面の“ギャップ”にあると分析していた。

　今号で高木が、もう1つ「NO」と答えているのが「メンバーの外見の変化にすぐ気がついた？」という質問。「ほとんど気付かなかったと思う。でもオレ、気付いてもたぶん言わないよ。人数多いし、全員から言われていちいち『そうなんだよ』って反応するの疲れるじゃん？」と、彼なりに気を遣っている様子だが、若干冷たい対応とも取れる。また、「メンバーのために注意やアドバイスをすることもあった？」という質問には、「オレは基本しないね。気付いた事あってもなんか言えない。そういうのが苦手なんだろうね（苦笑）」と回答。日ごろからメンバーに「男っぽい」といわれる高木は、人に自分の気持ちを伝えるのが得意な方ではないのかもしれない。

　しかし、回数は少ないながらも今年はメンバー全員とプライベートで触れ合う機会や、夏にはHey!Say!JUMPが『24時間テレビ』（日本テレビ系）のメインパーソナリティーを務めたこともあって、メンバーとの絆は深まった年になったといえる。「QLAP！」ではクールに装っていたが、『24時間テレビ』終了後には、ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny's web」の連載に、「本当にいいグループに入れたなって心の中で凄い思った！　みんな本当に大好きだぞ」とつづり、メンバー愛を炸裂させたことも。来年もそのツンデレキャラを存分に発揮し、メンバーだけではなく、ファンたちもキュンキュンさせてほしいものだ。