上田竜也、大倉忠義だけじゃない! ジェンダーレス男子を演じた元祖ジャニーズは?

2016.5.19

パフェをほおばる忠義の幸せそうな顔よ

 

 5月14日に放送された、『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)の人気コーナー「妄想ぼっちメシ」で、大倉忠義が今流行りのある人を真似た格好をし、ファンの間で話題となっている。

 「食べている姿を見られるのが嫌い」という設定のサラリーマンを演じる大倉は、仕事の合間にふらりと立ち寄った店で、ひとりで食事をすることを楽しみにしている。ひとけのない店を狙い入店するのだが、食べ始めると決まって客が入ってきてしまう。そして、その客から自分がどう思われているかという妄想が止まらなくなってしまい、結局最後まで味わえないまま店を出ることになってしまう……。大倉のコミカルな演技と美味しいグルメを両方楽しめるのが、「妄想ぼっち飯」である。



 今回の放送では、午後3時に恵比寿に現れた大倉が、喫茶店を見つけ食後のデザートを楽しもうと店へ入る。幸い客の姿はなく、ストロベリーパフェを注文。イチゴとクリームがたっぷり乗った、ピンク色のかわいらしいパフェが大倉の前に出される。早速口いっぱいにほおばるのだが、そこに女性客が入店。「男なのにピンクのもの食べてる」とウワサされるのでは、と妄想が膨らみ始めた大倉は、女性客が自分のことを“ジェンダーレス男子”に勘違いすると確信。そして、金髪にヘアバンド、カラフルな色使いの原宿系ファッションに身を包み、ジェンダーレス男子の代表格・りゅうちぇるそっくりな姿へと変身してしまうのだ。

 そして妄想はさらに膨らみ、その姿がSNSで拡散され人気爆発、テレビ出演まで果たし、ジェンダーレス男子として日常を送ることになるのでは、という結論までたどりついてしまい、大倉は店から逃げ出すことに。

 あくまでコントのひとつだった、大倉のジェンダーレス男子。奇しくも大倉の妄想は現実となり、Twitterでは、「かわいすぎる~!」「まったく違和感がない」と絶賛された上に、忠義の名前とりゅうちぇるを合わせ、“ただちぇる”と命名されるまで大人気になっていた。

 しかし、ジェンダーレス男子になったジャニーズアイドルは、大倉だけではない。4月28日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では、第一印象の悪さを克服するために、KAT-TUN上田竜也がジェンダーレス男子に挑戦。りゅうちぇるのアテンドで、ピンクのパーカーにデニムのオーバーオール、マッシュヘアーで登場した“たつぽよ”に、司会の嵐・櫻井翔も「たつぽよいいじゃ~ん!」とお気に入りの様子であった。

 また、A.B.C-Z塚田僚一も「Myojo」2016年5月号(集英社)で、持ち前の金髪を生かし、ジェンダーレス男子になりきり誌面に登場。とびきりの笑顔で、元気良くポーズを決めていた。

 このように、ジャニーズ内でジェンダーレス男子が流行しているわけだが、実はいち早くこの流行を取り入れた人物がいる。それは意外にも、山下智久。2015年10月に放送された『山Pのkiss英語』(フジテレビ系)で、りゅうちぇる、そして彼女のぺこと共演した山下は、青いヘアバンドにボーダーのポロシャツ、短パン姿でジェンダーレス男子に変身。声のトーンをいつもより高くするなど、なりきっていた様子だったが、最後には「初めてこの番組が少し嫌いになりました」と、苦笑いを浮かべていた。

 世間の流行を察知し、積極的に取り入れる姿勢が見られた最近のジャニーズアイドル。今後はどんな姿を見せてくれるか楽しみである。

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