大好きな玉森裕太より影響大! 宮田俊哉のオタク気質を変えた人とは……
2016.5.30
数々の番組や雑誌でアニメ愛を語り、アニメオタクとして知名度を上げた、Kis-My-Ft2の宮田俊哉。基本的に宮田はインドア派の印象だったが、最近ではメンバーの玉森裕太と一緒にジムで体を鍛えているそうで、意外にもアクティブな休日を過ごしているようだ。その心変わりを、5月25日深夜放送のラジオ番組『キスマイRadio』(文化放送)内で明かしていた。
そもそも、「筋肉は必要がないと思っていた」と話す宮田。筋肉がつくと代謝が上がり、お腹が空く。さらには汗をかいたりもするため、「自分の体に対してエコではない」と持論を展開する。それを聞いた玉森が、「宮田は家にこもって外に出ないわけでしょ? そりゃ筋肉つかないよね。休みの日は1日なにしてるの?」と質問するのだが、そこで宮田の驚くべき休日が明らかになった。
予定のない休みの日、宮田は朝起きてすぐに「目覚めの1アニメ」を見るそうだ。ソファにだらっと寝そべりながらアニメを見ていると、いつの間にお昼になって、お腹がすく。すると、手の届く距離に置いてあるスマートフォンを使って出前を取り、出前が来るまでにもう1本アニメを鑑賞。届いたら食事をしながら、再びアニメを視聴。気づくと夜になっているらしく、再度出前を頼み、アニメ鑑賞しながら夕食をとって、寝る。そんなぐうたらな一日を過ごしているそうだ。ちなみに、トイレと入浴以外は立つこともない、ときっぱり。
そんな宮田は、「オタクは人間の進化した姿」という超理論を展開。狩りをしなければいけなかった時代は力がある男が一番強かったが、現代は知識があればお金が稼げる。「そうしたら肉体よりも知識でしょ」となぜか強気になる宮田。時代に合わせて人間の体格は変化しており、オタクの「博識だがヒョロヒョロ」という姿は未来の人間の形で、「100年後、世界中みんなオタクのあのヒョロい感じになってると思う」「オタクは未来人だと思って接して」と、トンデモ理論を展開していた。
それを聞いた玉森はあるカミングアウトをする。引きこもってばかりの宮田を外に連れ出そうと、家に飾ってあるフィギュアをすべて壊そうと思ったことがあったそうだ。そんな思いを聞いた宮田も「やめて! それ、フィギュアだけじゃなくて友情も壊れる!」と声を荒げる。オタクというもの、往々にしてリア充から「少しは外に出ろ」と言われても、素直に聞き入れないものなのである。
そんな“我が道を行く”宮田だが、最近考えが変わってきたらしい。6月22日に発売となるニューアルバム『I SCREAM』のソロ曲のMVを撮影した時だ。普段はプロのダンサーを呼んで撮影をするらしいのだが、宮田は自分のソロ曲にヲタ芸のプロを呼び、一緒にヲタ芸をしたそう。その時、ヲタ芸のプロたちの肩まわりだけに筋肉が付いてるのを見て「きれいな逆三角形だ」と思い、体を動かすのも良いなと思ったそうなのだ。
玉森が宮田の大切にしているフィギュアを壊してまで外に出そうと、決死の覚悟をしていたにもかかわらず、ヲタ芸のプロたちの筋肉を見ただけで考えが変わった宮田。やはり、オタクを動かすにはオタクの力が必要なのだろうか。
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