地道ながらも福島に寄り添ってきたTOKIOの復興支援
2016.7.26
朝の情報番組からバラエティ番組、そして俳優業に農業までこなし、幅広い層から人気を集めているTOKIO。1995年から続く『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)では、重機を乗りこなしたり鍬を握ったりする様子がもはやプロ並みの姿であり、“農業アイドル”とまで呼ばれている。なにごとにも真剣に取り組み“極める”という姿勢が、TOKIOの好感度を上げているようだ。
同番組には、“日本地図にDASHの文字を載せる”ことを目標に、新たな村を作るプロジェクトとして2000年に始まった「DASH村」というコーナーがある。その舞台となったのが、11年に起こった東日本大震災で被害にあった地域、福島県双葉郡浪江町だ。震災による建物の崩落などはなかったものの、福島第1原子力発電所から20~30km圏内にあったため、出演者・スタッフは村からの引き上げを余儀なくされ、13年には帰還困難区域(原則立ち入り禁止)に指定された。
その後、原発事故から1年となる12年3月11日には『DASH村3・11特別編』と題し、2時間にわたる特番を生放送。「DASH村」に携わった人たちのもとをTOKIOが訪れる様子が放送され、当時大きな反響を呼んだ。
TOKIOはその後もメディアを使い、被災地の復興を支えてきた。12年には『新生! ふくしまの恵み発信事業』のイメージキャラクターに任命され、CMなどで福島県の農作物をPRしてきた。この活動はすべて“ノーギャラ”での出演だったということが後に明かされ、TOKIOの活動には多くの人から感動と感謝の声が上がっていた。
そして、7月22日に行われた新CM発表会では、イメージキャラクター就任から5年目を迎えたTOKIOに、福島県からこれまでの尽力を表して感謝状が贈られた。発表会に参加した城島茂は、「まさかもらえると思ってなかった。すぐにメンバーに報告したいですね」と喜び、「これはTOKIOだけではなく、福島県の農作物の生産者のみなさん、買っていただいた全国のみなさんがいただいたと思っています」と、復興支援に携わってきた多くの人たちに感謝の言葉を述べていた。
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