横山裕出演の『ON』、いわくつきのドラマとなりながらも続編を求める視聴者も!
2016.9.9
関ジャニ∞横山裕が出演したドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)が、9月6日の放送で最終回を迎えた。視聴率は初回から9%~6%の間を行き来する状態で、最終話の視聴率も7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2ケタ台に乗ることはなかった。とはいえ、大きく数字が落ち込むこともなく、安定した視聴率を保ったまま終了している。
同作は“猟奇犯罪ミステリードラマ”と銘打ち、殺人事件の解決に挑む刑事たちに焦点を当てたもの。登場人物にコミカルな設定がついていたり、テンポの良い会話で笑わせるシーンがあったりと、凄惨な場面ばかりではなかったものの、「遺体の描写がグロテスクすぎる」「残虐なシーンが多い」ということから、早々に「視聴を断念した」という声もあったよう。
8月9日の「産経ニュース」には、作品名こそ伏せられていたものの、『ON』と思しきドラマが放送倫理・番組向上機構(BPO)から「残虐なシーンの放送に配慮」するよう求められたと報道され、視聴者の物議を醸す事態にもなった。これを受け、『ON』のファンからは“打ち切り”を心配する声もあったが、無事に最終回を迎えることができたようだ。
最終話は、主人公の藤堂比奈子(波瑠)を狙う真壁永久(芦名星)が、横山演じる東海林泰久を拉致・監禁するシーンから始まる。腕を手錠で拘束され、身動きの取れない状態になった東海林は、真壁からナイフを突きつけられ、彼女の猟奇的な本性に恐れおののく。
一方、藤堂率いる捜査チームは、少しずつ真壁の正体に近づき、東海林の救出に奮闘。しかし、犯人の罠によって阻まれ、捜査は難航。そんな中、藤堂は1人で東海林の監禁現場に現れる……。
ジャニーズファンにとっても見どころが多かった最終話。東海林の監禁シーンもさることながら、真壁にナイフを突きつけ、殺人犯になってしまうギリギリのラインに立った藤堂に向けて「おまえは怪物なんかじゃねえ! ただの普通の人間だろ!」「おまえのこと信用してる人間裏切んじゃねえよ!」と叫ぶシーンには、「いつもクールな東海林先輩の熱い演技に興奮した!」「ヨコ迫真の演技、すごかった」と、高評価をするファンが多くいた。
放送期間中、ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」では、横山が撮影の裏話などをつづる短期連載「OFF 異常現場撮影班 横山裕」を連載していた。最終回放送後には最後の更新が行われ、監禁シーンについての裏話が語られた。
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