ラジオ継続が危ぶまれる稲垣吾郎、「聞いてくださる方が1人でもいればボクは続けます」

2016.10.9

吾郎さんという人は、柔らかに見えて芯の強い人ですから



 その穏やかな空気感で、ファンから「癒やしのラジオ」と評されている、SMAP稲垣吾郎の『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(文化放送、以下『ストスマ』)。番組内には「メンバーとの時間」というコーナーもあり、個人のラジオでありながらグループを感じられると、ファンから好評を得ている。


 10月6日の放送では、「メンバーとの時間」で香取慎吾の話題が登場。また、『ストスマ』への思いや、SMAPデビュー日の9月9日にファンの間で行われた「SMAP25周年イベント」について語った。

 香取が以前、自身のラジオで「吾郎さんが1人でしゃべっているところなんてまったく想像がつかない。『ストスマ』は未知の番組になっているのでは。まだ聞いたことないけど、今度聞いてみよう」と話していたと、リスナーから報告が。このメッセージを読み上げた稲垣は、「……いまさらですかコレ?」と思わず本気のツッコミを入れるが、「ボクもでも、みなさんのラジオ生で聞いたことはないですけどね!」とのこと。互いに深く干渉しない、なんともSMAPらしい関係性が垣間見えた。

 「1人しゃべり」に関しては、テレビで披露する機会がほとんどないため、「ラジオって本当、独特ですよね」と改めて語る稲垣。その流れで「聞いてくださる方が1人でもいるならば、ボクは1人でもしゃべり続けますけどね」と、今後もラジオを続けていく意志があることをさりげなく主張していた。

 年内でSMAPが解散することを受け、文化放送は『ストスマ』について「1月以降の放送は決まっていない」と発表している。ファンたちは文化放送宛てにメールやハガキを送り、「番組継続」を訴え続けているが、今回稲垣が「聞いてる人が1人でもいるならばしゃべり続ける」と宣言したことで、この動きはさらに加速していきそうだ。

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