10月19日に発売した、Sexy Zone12枚目のシングル「よびすて」が、初週11.5万枚を売り上げ、10月31日付のオリコン週間シングルランキング1位を獲得することがわかった。これでデビュー曲「Sexy Zone」から今作までシングル連続1位獲得記録を守り、次回作へも希望をつないだ。しかし今回は、今年1月に再結成したロックバンド・THE YELLOW MONKEY（以下、イエモン）が、Sexy Zoneとオリコン1位を争うこととなり、「あっさり1位獲得」とはいかなかった。



　イエモンは15年ぶりとなるシングル「砂の塔」を、Sexy Zoneと同日にリリース。初動の売り上げがわかる店頭入荷日の18日と、発売日の19日のデイリーランキングはSexy Zoneが1位を獲得したものの、集計3日目となる20日には3.9万枚を売り上げ、イエモンがデイリーランキング1位へと躍り出た。さらに翌日21日も、300枚ほどの僅差ではあるが、Sexy Zoneを抜きイエモンが1位に。4日間の集計を終えた時点で、Sexy Zoneは9.3万枚、イエモンは8.5万枚のセールスを記録し、その差はおよそ8，000枚まで縮まった。これで、週間ランキングはどちらが1位を獲ってもおかしくない状況に。

　そこでセクゾファンたちは、なんとしても「よびすて」を週間ランキング1位にするべく、CDの追加購入を開始。ファンの間では「追いすて」と呼ばれ、特に週末にかけて集中的に購入された。中には1人で30枚近く一気に購入したという人も現れるなど、この動きは次第に加熱し、多くのファンに広がっていった。

　その甲斐あって、22、23日のデイリーランキングでは「よびすて」が再び1位を獲得。最終的に約2万枚の差をつけて、Sexy Zoneが週間シングルランキング1位を獲得する結果となった。