公演ごとに“シークレットゲスト”が登場することで話題となっている舞台、『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』（以下『ジャニアイ』）の1月19日公演で、ジャニーズファンの間に衝撃が走る事態が起こった。



　この日は昼と夜の2公演行われたのだが、どちらもゲストにはHey!Say!JUMP八乙女光と薮宏太が登場した。しかし、2人は「Hey!Say!JUMP」ではなく、ジャニーズJr.時代に所属していたユニット「Ya-Ya-yah」のメンバーとして紹介された上に、「Ya-Ya-yah」のオリジナル曲「Just wanna lovin' you」「愛しのプレイガール」を披露。Jr.時代を知るファンたちからは、「手の震えが止まらない……まだ夢を見てるみたいです」「光くんと薮くんが再び『Ya-Ya-yah』を名乗ったなんて、泣くしかないでしょ……」という感動の声が多く上がっている。

　ファンがここまで喜びを爆発させるのは、Jr.時代の苦い経験があるから。「Ya-Ya-yah」は、すでにジャニーズ事務所を退所した、赤間直哉、山下翔央、鮎川太陽、星野正樹と薮の5人で2001年に結成され、02年にはシングル「勇気100%／世界がひとつになるまで」を発売。その後、03年1月には冠番組『Ya-Ya-yah』（テレビ東京系）がスタートし、7月に八乙女が加入。6人体制での活動がスタートする。翌04年に赤間と星野が脱退したが、メンバー4人になっても活動の勢いは衰えず、05年には横浜アリーナで単独コンサートを行っている。当時のJr.内ユニットの中では圧倒的な人気を誇っており、さらに事務所内でも破格の待遇を受けていた、“モンスターユニット”であった。

　しかし、07年にHey!Say!JUMPが新しく結成されることが発表され、八乙女と薮はJUMPのメンバーになることが決定。その後すぐに冠番組が終了し、以降「Ya-Ya-yah」としての活動が見られなくなる。“解散”という公式な発表はなく、事実上“自然消滅”という形で、「Ya-Ya-yah」は幕を閉じることになってしまったのだ。