視聴率は低迷中も……嵐・櫻井翔の“10分間スピーチ”が感動的だった『先に生まれただけの僕』第4話

2017.11.6

このドラマ、本当に学校の教材として使うべきでは……!?



 嵐・櫻井翔が主演を務めるドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の第4話が11月4日に放送され、平均視聴率は7.7%を記録。前回の10.5%から2.8ポイントダウンした。

 本作は、商社の出向辞令で突然高校の校長となり、経営再建を任された若き商社マン、鳴海涼介(櫻井)にたちはだかるさまざまな教育現場の現実とぶつかりながらも奮闘する新しい社会派学園ドラマである。第4話は、生徒たちの学力を向上させるために、英語教師・島津智一(瀬戸康史)が実践したアクティブラーニングの授業を全教科で取り入れることを提案する鳴海。日本史教師・市村薫(木南晴夏)と音楽教師・矢部日菜子(森川葵)らは賛同するが、現代社会教師・真柴ちひろ(蒼井優)は素直に賛同できずにいた。



 ベテラン教師たちは相変わらず否定的な意見の中、島津によるアクティブラーニングのレクチャーが行われ、鳴海も自ら教壇に立ち、いよいよアクティブラーニングの授業が実践されることに。ただし、実践されるのは1年生と2年生の授業だけで、3年生は入試も近いため新しい授業の実践は除外されることになった。全校集会で鳴海は、生徒たちに「面白いと思える授業に変えていく」と宣言。新しい授業は生徒たちの心をつかみ、成功を収めたかに見えたが、思わぬところから問題が起きてしまう。3年生の生徒たちが、「なぜ3年生には面白い授業をしてくれないのか?」と不満を訴えてきたのだ。3年生は、自分たちが校長から見捨てられたと思ってしまい、真柴が懸念していたことが表面化した格好となった。職員会議で鳴海は教師たちに謝罪するが、真柴は生徒が変わるためには教師が変わらなければならないという鳴海の意見に賛同すると話し、養護教員・綾野沙織(井川遥)もまた、疎外感を感じ傷ついた3年生をケアすることも教師の仕事だと訴えるのだった。

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