“正義の銀行員”のはずが、風間俊介は悪役だった? 『陸王』第7話で衝撃の展開
2017.12.7
風間俊介が出演するドラマ『陸王』(TBS系)の第7話が12月3日に放送され、視聴率は前回から1.7ポイントダウンの14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均)だったことがわかった。
本作は埼玉県行田市で100年以上続く老舗の足袋メーカー「こはぜ屋」を舞台に、会社存続をかけてランニングシューズ「陸王」の開発に心血を注ぐ人々を描く企業ドラマ。風間演じる銀行員・坂本太郎は埼玉中央銀行で融資を担当しており、こはぜ屋に新規事業を始めるようにと助言した人物。他支店へ異動し担当を外れた後も、たびたび陸王の開発に関してこはぜ屋に助言やヒントを与えるキーパーソンとなっている。
第7話は、陸王にアッパー素材を供給していたタチバナラッセルとの契約が白紙となり、こはぜ屋が窮地に追い込まれる。宮沢紘一(役所広司)の息子・大地(山﨑賢人)は代わりのアッパー素材探しに奔走するが、どの企業からも色よい返事をもらえずにいた。追い打ちをかけるように、ソール素材「シルクレイ」を製造する設備が全損してしまう。設備の更新には1億円もの費用が必要となるが、銀行から調達することは叶わなかった。そんな折、坂本は銀行を辞めて投資会社に転職すると宮沢に打ち明けた、という展開だった。
坂本が再び行田支店に戻り、こはぜ屋とタッグを組む日を待ち望んでいた視聴者も少なくないはずだが、銀行を辞めてしまうというまさかの展開に。だが、彼には彼なりの思いがあった。銀行では過去の実績しか評価できず、成功の可能性がある企業を育てることができないのを、ずっと不満に思っていたのだという。そのため今度は、伸びていく会社の将来性を買って投資するベンチャーに身を置くことにしたと話す坂本。陸王の開発・生産を続ける気持ちになったらいつでも連絡してほしいと伝え、宮沢と別れた。
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