山Pジョーは「OK牧場!」

2011.2.9

かねてから話題になっていたNEWS・山下智久主演の映画『あしたのジョー』(曽利文彦監督)。7日に試写会を“格闘技のメッカ”後楽園ホールで行いました。

同ホールは、ボクシングだけでなくプロレス、かつて大流行したキックボクシングなどが開催されてきた常打ち(定期的に興行を行うこと)会場です。

2000人程度収容できる会場は大きすぎず、さりとて小さすぎず、リングと客席の程良い距離感が選手にも観客にも好評です。創作であるはずの原作にも、同ホールは実名で登場するほどです。

そこで試写会を行うこと自体が粋(イキ)ですが、それだけでなく、会場には世界チャンピオンに上り詰めた12人の日本人元プロボクサーもやって来ました。

輪島功一、ガッツ石松、大橋秀行、内山高志、畑中清詞、中島成雄、飯田覚士、レパード玉熊、佐藤修、川島郭志、坂田健史らと一緒に、主演の山下、伊勢谷友介、香川照之、さらにはヒロインの香里奈までリングに上がって全員揃ってファイティングポーズで記念撮影。スポーツ紙を派手に飾りました。ボクシング映画のPRとしてはこれ以上ない光景です。

では、肝心の映画の出来はどうだったのでしょうか。

「OK牧場の映画です」とはガッツ石松。輪島功一ら元チャンピオンたちも山下のパンチ力に感心することしきりでした。

原作には根強いファンも多く、合格点は高そうですが、山下の役作りにはきっと評価をしてくれることでしょう。

最新号の『Jマニア117』グラビアページには、山下の世界戦略について写真付きで解説されています。

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