年末の風物詩『笑っていいとも！　年忘れ特大号』（フジテレビ系）が12月28日に放送されました。同番組といえば、最後のコーナー「いいとも！　ものまね紅白歌合戦」で、いいともレギュラーメンバーものまねを披露します。SMAPの香取慎吾は、今年ブレイクした子役の鈴木福くんのものまねをしていました。福くんの特徴である下がった眉毛を再現。芦田愛菜役の柳原可奈子とともに二人の大ヒット曲『マル・マル・モリ・モリ！』を歌って踊り、会場を笑わせていました。

草なぎ剛は山崎弘也のものまねを、彼の口癖の「からの縲怐vと掛け、KARAの「ミスター」に合わせて登場。肉じゅばんを着用していると思われる体に、角刈りのカツラ、顔にシワを描いています。しかし、山崎のふっくらとした顔と草なぎのやせて角張った顔はかけ離れているせいか、どうしても似ていなく、どちらかというとトシちゃんこと田原俊彦に似ているような。音楽に合わせて登場した後、辛いカレーが出てきてそれを口に入れる草なぎですが、熱かったのか、口に手を押さえモグモグと辛そうに咀嚼。香取の心配そうな顔も写ります。「からの縲怐vと言い、また踊りだし、次にマグロの寿司が出てきますが、その上に大量のワサビを載っけられ、それをまた口に入れます。これは本当に辛そうで、むせていました。その後、「まさかのたらいが降ってきて……ブフッ」と、先ほどの寿司を少し吐き出していました。そして、たらいが頭上から降ってきてテレビのお約束となるはずが、草なぎの頭まで届かず、終了。会場は失笑ぎみです。

中居正広は『SMAP×SMAP』（同局系）で人気のコントとおやじダンサーズとのダンス「しょうわ時代」の「Gee」を披露し、会場が沸きました。トークの時も終始その役柄の「中山さん」で通していました。

最後に、この日に最も頑張ったメンバーを決める「MGP」の2位には香取がランクイン。純銀のストラップをゲット。しかし、「ビリ」にはなんと草なぎが選ばれてしまいました。やはり、ものまねが原因です。「え、僕ビリですか？」とびっくりする草なぎ。罰ゲームとして、「おもしろい一言で締める」とのお題が出てしまいました。見ている側としては「またすべるに決まってる」と思わず思ってしまいます。草なぎは「みんな、これでおしまいだよ縲怎Eオ縲怐vとまた全然似ていない山崎のものまねで締め、やはりすべります。一瞬会場はシーンとしたものの、最後はなんとか笑って終了。

国民のアイドルがだだすべりで笑えないという場面が展開された『笑っていいとも！』でした。