「経費落とせる?」山下智久、渾身のジョークが通じない!

2012.1.28

山下智久がアメリカの国道「ルート66」を、自らアメ車を運転して横断するドキュメンタリー番組『山下智久・ルート66~たった一人のアメリカ』(日本テレビ系)。シカゴからロサンゼルスまでの約3,800キロメートルもの距離を進む中で、山下がさまざまな出会いを経験したり、思いを語ったりするこの番組は、1月から始まり、約3カ月にわたり放送されます。途中に、プライベートで親交の深いリリー・フランキーとの対談も挟んで進行します。

これまでの放送では、アメリカ人相手に少し物おじしているようにも見えながらも、なかなか慣れた様子で英語を話し、アメリカを楽しんでいる様子でした。

23日放送分では、旅3日目で、約940キロ進んだところからスタート。「男のロマンですよ。理由はないけど行くぜ、みたいな」と意気込みます。すると軽く雨が降ってきます。「洗車したあとの雨が一番むかつきますよ」と話す山下。そして、「高校のときの友達が風にキレてたけどね。カーテンがこう(彼のところに)来て、『風、この野郎』って。超バカでしょ。KAT-TUNの田中聖なんですけど」と高校時代の思い出話を披露。そして、ミズーリ州からカンザス州、オクラホマ州へ。「とりあえず州越え、イエ―イ」と山下なりのハイテンション。

すると、クラシックカーを展示しているスペースへ立ち寄ります。そこの人に「May I see around here?(見てもいいですか?)」と話しかけ、中を見せてもらう山下。そこに並ぶクラシックカーに興味津々です。そこを管理している初老の男性と会話を交わし、ルート66の素晴らしさなどについて話していました。山下がその男性に年齢を問うと、男性は「何歳に見える?」と逆質問。すると、山下は「Same age as me?(僕と同じ?)」とジョークを飛ばし、笑いを誘っていました。これぞアメリカンジョーク?

運転再開。すると、「OK! Let's go!」と声を上げる山下。この言葉は山下にとってテンションを上げる秘訣のようで、「テンション上げたいときに『OK! Let's go!』って言うとそんな気持ちになれる。周りの友達と遊んでるときよく言ってる。半分ふざけてるけど効き目ある」と語っていました。友達と遊ぶときも、そんな風に無理やりテンションを上げなきゃいけないというのが心配になります。


さて、この日に泊まるのはオクラホマシティ。とりあえずコインランドリーへ。初めてのコインランドリーに興奮したのか、「初コイ」とややキメ顔でした。そして、バーのような雰囲気のあるところで夕食。プレートに載ったチキンを食べ、思わず「まいうー」。しかし、違和感があったのか、「まいうーって今言わないっすよね、普通」。食事を終えると、英会話の本を取り出し、何やらその中のフレーズをセレクト。そして、店員を呼び、「Can we put today's food down expenses?(これは経費で落とせるのかな?)」と聞きます。店員は、「Yes」と笑顔で言いながらも戸惑い気味。山下はその店員に「Thank you for your cooperation(ご協力ありがとう)」。そして、「経費、コレ」とプレートを指し、いたずらっぽく笑っていました。それにしても、経費で落とせるかどうかは店の人に聞くよりは、普通内輪に聞くのでは。このジョークは通じなかったよう。

「アメリカ人の距離感が近い」「最初からボディタッチ」という、アメリカ人のフレンドリーさに刺激を受けたとリリー・フランキーに語っていた山下。ちょっとシャイな性格の山下なりにジョークを取り入れたりして殻を破っていきたいのかもしれません。残るは2,351キロ。来週以降も、アメリカンなノリを目指している山下に注目です。

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