＜アイドル誌チェック!!＞

今月の「Myojo」（集英社）は、Kis-My-Ft2ファンのみなさんには朗報。今月号から毎号W袋とじ企画がつくそうですが、スタートとなる今月号はKis-My-Ft2の「リアルBODYパーツ白書」「どや!!祭（フェス）」と豪華な企画となっています。「リアルBODYパーツ白書」はその名の通り、メンバーが半裸になり、美しいパーツをどアップで掲載しています。藤ヶ谷太輔のうなじ、横尾渉の八重歯、二階堂高嗣の耳、宮田俊哉の鼻、玉森裕太の鎖骨、千賀健永のまつげ、北山宏光の背中……などなど、ファンならずともドキッとしてしまいます。

「どや!!祭」は、読者投票によって決まる「キスマイNo.1大賞」と「リクエスト扮装」「写真グランプリ」の3本立て。「キスマイNo.1大賞」を細かく見てみると、「いちばんセクシー」「恋人にしたい」「キスがうまそう」など、男性としての魅力に的を絞った分野は、藤ヶ谷、北山、玉森の3人が独占。「いちばんムードメーカー」「きれい好きそう」「運動神経がよさそう」でようやく、宮田、二階堂、横尾、千賀の名前が浮上します。Kis-My-Ft2の役割がはっきり分かれているのが如実に表れていますね。

「リクエスト扮装」ではバスケ部のユニフォーム、白衣、バスローブなど、いろんなコスプレを楽しむメンバー。鳶職人をイメージしたニッカーボッカーズが思いのほか似合っていたのも驚きですが、一番の衝撃は玉森＆藤ヶ谷のランドセル姿。なかなか消化しきれない一枚ですので、ぜひ楽しみに袋とじを破ってください。

関西Jr.の7WESTはあこがれのキャラクターになりきるグラビア企画に挑戦。神山智洋がマンガ「ONE PIECE」のゾロを選んだ以外、ほかのメンバーはジャニーズの先輩方をお手本にしたよう。重岡大毅は映画『硫黄島からの手紙』の二宮和也、藤井流星は『武士の一分』の木村拓哉、小瀧望は「Myojo」での山田涼介、竹本慎平は「Loveless」の山下智久、新垣佑斗は「Endless SHOCK」の堂本光一になりきり、それぞれ先輩への思いを語ります。藤井は木村の出演作はすべてチェックし、笑い方をまねるために練習までしたそう。20歳ほど下の後輩にそこまで憧れられるなんてさすが木村ですね。大先輩には届かなくても、それぞれのグラビアから光るメンバーの個性は今後の活躍を楽しみにさせてくれます。

そして、『裸の時代～僕がJr.だったころ』は、関ジャニ∞編最終回として安田章大が登場。これまで登場した関ジャニ∞メンバーの独白は、嵐やNEWSとの比較や不遇のデビュー当時など、重く苦しい独白が続きました。安田ももちろん、悩み抜いた日々を振り返っていますが、

「悩んで解決して答え出すっていうのもひとつの手やけど、思うがままにしてたら、いつの間にか解決しているはず。きっと後になって、“あ、解決しているやん”って。振り返れば、ちっちゃなことやったんやって思えるはずだから。なんか、ボク、どんどんマイペースになってんのかな」
「ゆるくなっているというか。紙ひと重なんですけどね。自由人になってるのか、だたのアホになってるのか（笑）。すごくきわきわな道なんてすけど、それはすごく新しいものが見える道やとも思うんです」

大らかでいつも笑顔な安田ですが、これほど自分を客観的に捉えているんですね。見た目よりも繊細なメンバーが多いと言われている関ジャニ∞ですが、安田のマイペースな部分と的確な物事の捉え方がグループに大きく作用していると感じるインタビューでした。次回からはKAT-TUN編に入るというこのコーナー。赤西仁の脱退など、近年大きくグループの色を変えただけに、メンバーからどんな話が出てくるか楽しみです！