先月号に引き続き、今月号も「MYOJO」（集英社）は豪華2大袋とじというお宝企画があります。ひとつは関西ジャニーズJr.の「7WEST」による、リアルサイズのキス顔コレクション!!　新垣佑斗は「雨の帰り道」、重岡大毅は「公園デート」、藤井流星は「家デート」でというシチュエーションも用意されているのですが、いかんせん「リアルサイズ」と謳っているだけに、ページのほとんどがメンバーの顔で占められて、肝心のシチュエーションがまったく伝わってきません!!　それでもメンバー一人ひとりのまつ毛の長さや唇の肉感は伝わる、気合の入った企画。ファンの方は必見ですよ。

袋とじ企画のもうひとつは、NYCの「リアル顔SIZE　＠リアル家LIFE」。こちらもメンバー一人ひとりの顔写真がリアルサイズで載っています。ソファに寝そべりこちらを見上げる中山優馬、イチゴにキスしながら上目づかいでこちらを見る知念侑李もたまりせんが、見る者の血圧を一気に上げてくれるのは濡れた髪をオールバックにし、バスタブで寛ぐ山田涼介。アイドル誌では解禁のはずの乳首を、不自然な泡で隠しているので、逆にエロスを放っています。見せられていると意識しないのに隠されると見たくなる、アイドルの乳首マジックに翻弄されます。

Hey! Say! JUMPの面々はプライベートライフや趣味について語っていますが、「チャリンコ疾走中」として登場した有岡大貴はなんと、「オリジナル自転車ポエム」を発表。タイトルは「パンクな彼女」……。かいつまんで説明すると、いつもは自転車を“立ちこぎ”している女の子が歩いている姿を見て声をかけたら、涙目で「自転車がパンクしている」と言われた、という内容。そして、有岡センスが垣間見えるのがラスト4行。

「そんなあなたを見て、
ボクの心がパンクした。
そしてボクは、
あなたの心にチェーンをかけた。」

笑ったり感動したり、いろんな反応があると思いますが、有岡の新たな扉が開きましたね。今後、どういった表現活動をするか楽しみです。

山下智久はなんと自宅を公開しています。

「山下にとっての部屋は、カラダの疲れを癒す場であると同時に、イマジネーションを生み出す創作の現場。スタジオみたいで超おしゃれとウワサの部屋を写真でチラっと公開♪」

とサラッと紹介されていたので、これが本当に山下の部屋なのか疑問でしたが、コンクリート打ちっぱなしの壁や生活感のなさを見ると、どうやら本物の様子。テレビは置かずにプロジェクターでバラエティー番組を見る、友達に鍵を渡して無料開放しているとラグジュアリーな生活を語っています。が、全体的に暗い写真ばかりで、全体像が分からず……。唯一ソファだけはハッキリ写っていますので、ファンの人はこれからリサーチしてみては？

今月号の『裸の時代～僕がJr.だったころ～』はKAT-TUNの田口淳之介。ヒザの手術のためにグループから離れた時期の焦りや孤独感、持ちギャグ「入口出口田口」の誕生秘話などを語っていますが、後半は赤西仁の脱退について言及しています。

「赤西くんは留学している時期もありましたしね。なんでなんだろう？　僕には考えられないな（略）あいまいな決意じゃなく、強い意志を持って出ていったんだなって思います」

さりげなく口から出た「なんでなんだろう？　僕には考えられないな」という一文が、田口の人の良さや素直さ、そして赤西脱退への戸惑いを感じさせますね。このコーナーは今後、田口を皮切りにKAT-TUNメンバーが登場します。KAT-TUNの歴史を語る上では避けられない赤西脱退騒動を、メンバーはどういった言葉を選びながら話すのでしょうか。そこにも注目です。