毎回さまざまな謎や不思議を解き明かしてきた知的情報バラエティ『百識王』（フジテレビ系）。12月4日放送回では新コーナー「恋愛美女ドリル」がスタート。世の男性から出た「男はこんな時どうしたらいいの？」という恋愛の悩みに、道行く美女100人が回答し、「美女が選んだ答えが、恋愛においては正解」という共通理解のもと、出演者陣は美女の回答を予想。それぞれの恋愛偏差値が丸裸になるとあって、大いに盛り上がりました。

この日出演していたのは、先生役のV6井ノ原快彦、そしてKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔、Hey!Say!JUMP岡本圭人、A.B.C-Z戸塚祥太、ジャニーズJr.からは真田佑馬、京本大我、安井謙太郎の面々。冒頭、10月30日に放送された「美女に教わる こんな男が嫌われる」を振り返る場面では、美女の嫌いな服装の第1位が「タンクトップ」だったことから、その後「タンクトップはインナーでも着ないようにしてる」と井ノ原。すると周囲も「わかる～！」と同調。男性はあきれるほど単純ですね。

今回は街頭の女性（美女）たちが、男性にしてほしい言動を2択からチョイス。女性の気持ちを予想していくのですが、藤ヶ谷の言う通り、「正解じゃなかった方は、『女心がわからない恥ずかしいアイドル』」。結果が気になります。

まずは、付き合っている彼氏の浮気が発覚した時、A「素直に認めて謝ってほしい」か、それともB「最後まで認めないでほしい」かを予想。それぞれ回答の書かれた席に移動します。するとAには井ノ原、戸塚、安井、Bには藤ヶ谷、真田、岡本、京本が集まりました。Aと答えた安井はその理由を「やっぱり悪いことをしたら謝るっていう。小学生でも知ってること。人としてどうかっていうところになってくると思うんですよ」と挑戦的。また井ノ原は「謝った方がもしかしたら楽じゃない？　オトコ的には。だってずっとウソつき通すって大変なことだよ？」と言いながら、Bの席に移動。心変わりして「大変な方を取る」ことにしたそうです。

一方Bを選んだ岡本は「謝るなら（浮気）すんなだし、逆に（女性からすると）『教えないで内緒にしといて』みたいな」と女性の気持ちを推測。また藤ヶ谷は、「程度にもよる」と話していましたが、「キスしてたら完ぺきアウト」。藤ヶ谷の浮気のボーダーラインは、「キス」にあるようです。

さて100人の美女から導き出された答えはというと、Aの「素直に認めて謝ってほしい」。調査では圧倒的にAが多かったそうです。Bと答えていた岡本はこれを受けて「最初から浮気しないからわからない」などとシラを切り、井ノ原や真田、京本も同調する始末。この人たちの言うことはもう信じられませんね！

続いての問題は、並んで歩くときにA「手をつなぎたい」か、B「腕を組みたい」か。Aを選んだのは戸塚、真田、京本、Bを選んだのは井ノ原、藤ヶ谷、岡本、安井でした。Aを選んだ京本は「腕を組むよりも、手をつないだ方が密着する」と、指を絡ませる「貝殻つなぎ」をしてみせます。このつなぎ方に憧れを抱く女子も多いかもしれませんが、アラフォーの井ノ原は「若いね」と一蹴。腕を組む派の井ノ原は「手をつなぐだけだったら離れることだって出来るんだけど、腕組むならココしかないからね」と、同じくBを選んだ岡本と腕を組んで密着度について熱弁。すると岡本は鼻の下を伸ばして喜び、「この安心感。女性じゃなくてもヤバイっすもん……」と少し顔を赤らめ妙な雰囲気。井ノ原の突然の思い付きで、岡本の知らなかった自分が開花してしまったのではと心配です。

このアツイ雰囲気に感化された戸塚と京本はBに移動。実際の美女たちの回答も、Bでした。手をつなぐのが嫌な理由として挙げられたのは「手汗かいててベタベタしてるから」。これについて「手をつなぎたい」と答えていた真田は「好きだったらベタベタ関係ない！」と反論。すると安井が速攻で「そこが女心をわかってないってことですよね」と責め立て、真田は「まさか後輩から言われるとは思わなかった」と寂しそうでした。

3問目は、外食デートで同時にトイレに行きたくなった場合、A「女性に譲れる優しい男性が好き」、B「男性に先に行ってほしい」。Aを選んだのは戸塚と岡本、Bを選んだのは井ノ原、藤ヶ谷、真田、京本、安井でした。Aを選んだ戸塚は「女性に譲るのは紳士として当然」、岡本も「トイレに例えなくても、ご飯食べる時でも優先するよね？」とレディーファーストを主張。一方Bを選んだ井ノ原は問題と同じような経験をしたそうで、「大体『先行ってきて』って言われて。『お化粧とかいろいろあるから、ゆっくりやりたいから先どうぞ』っていうことなのかな？　って僕は思ったんですよ」。蓋を開けてみると、正解はやはりB。井ノ原は「『先に行かしてほしい』って言う子が“多かったから”」とコメント。スキャンダルもほとんどなく、決して恋愛経験豊富そうには見えない井ノ原ですが、デートした人は瀬戸朝香以外にもたくさんいるみたいですね。

最後の問題は、彼と2人で映画館に行ったときの座る位置について。Aは「真ん中がいい」、Bは「通路側がいい」という2択で、Aと答えたのは真田ただ1人。「映画好きから言わしてもらうと、真ん中っていうのはね、音のバランスが一番良いわけですよ。映画に来てるんですから映画を楽しまないと！」とあくまでも比重は映画。一方Bと答えた戸塚は「映画はただの口実ですよ」と説明。たしかに、イチャイチャするなら通路側、むしろ隅っこの方がいいかもしれません。また同じくBを選んだ藤ヶ谷からは「オレが選んだ女の横に、知らない男は絶対置かない」との名言が飛び出します。この男気溢れるひと言で藤ヶ谷に落ちた視聴者も多いのではないでしょうか。

そして美女たちが選んだ答えは、Bの通路側。真田と同意見の女性もいましたが、調査では「隣が彼氏だけだったら落ち着く」という理由が多く挙げられたようです。

さて、ご自身の恋愛観にピッタリ合う人はいましたか？　番組ではノータッチでしたが、ここまで全問正解なのは安井ただひとり。次週は後半戦で、「初キスの仕方」などについて検証予定。このメンバーがどんな恋愛観を戦わせるのか引き続き楽しみです。