12月17日放送の『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）。定番コーナーの「BISTRO SMAP」に、放送中の月9ドラマ『PRICELESS～あるわけねぇだろ、んなもん！～』（フジテレビ系）からKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔、前田旺志郎、田中奏生の3人がゲスト出演しました。前田と田中はドラマ内で、お金がなく草ばかり食べているため、この日のオーダーは「ボクらが本当に食べたいご飯」。ミートボールピザにフルーツのピザ、和風クラムチャウダー、タラコパスタや牛乳アイスなど、子どもも楽しめるメニューが並びました。

着席後、中居正広から撮影現場での過ごし方について尋ねられると、藤ヶ谷は「（前田や田中と）なかなか絡むシーンがない」と言いながらも、「ちっちゃい子どもがすごい好きで、幼稚園の先生になりたかったぐらい」と子ども好きをアピール。そんな藤ヶ谷が考えたのが「さりげない鬼ごっこ」。これは通常の、鬼になった人が相手を追いかける鬼ごっこではなく、「ここに何かついてる～はい、タッチ」という具合に、会話しながらさりげなくタッチするというもの。この日の収録前にもこの「さりげない鬼ごっこ」をしていたようで、藤ヶ谷が「よし、今日はみんながんばろうな！」と肩を組んでタッチしてきたのだとか。これについて前田は「（藤ヶ谷は）さっきもさぁ、めっちゃうまいねん！」。藤ヶ谷は、自分より一回り以上年下の前田に持ち上げられて笑っていました。

またこのドラマに主演している木村拓哉について、中居が「現場の木村くんはどんな人？」と尋ねると、前田は「普段とずっと変わらない。『木村拓哉！』という感じ」と、右手でガッツポーズをしてみたり、2本指を立ててみたり。つまり休憩中でも隙がなく、常にかっこいいということのようで、「フニャ～っていうのは絶対ない！」のだそう。木村のプロ意識の高さは相変わらずすごいですね。

6歳の田中は木村から挨拶や返事の仕方も教わったそうで、中居に名前を呼ばれると「ハイッ！」とハッキリ返事。木村は子どものしつけもうまそうです。そんな田中の将来の夢は「ポケモン」。これは返答に困る回答ですが、中居から「どうだろう藤ヶ谷」と振られると、藤ヶ谷は「やっぱり、努力して信じることが夢につながる。夢は大事ですよね」と、無難すぎておもしろくない回答。中居が怪訝な顔をしていると「今日、僕のポジションってどういう感じなんですかね？」と藤ヶ谷。こんなにタジタジな藤ヶ谷の顔、久しぶりに見た気がします。

その後、料理をしているフロアに3人が降りると、再び中居が、「木村は現場で遊んでくれるか」と尋ねます。すると前田は「それこそ、いろんなことを教えてくれますよ」。前田はボクシングの構え方を教わったようで「1、2、3！　脇を締めて！」と言いながらポーズをしてみせます。木村の子どもは2人とも女の子ですから、息子が出来たようで楽しかったかもしれませんね。

またこの日は、前田と田中のクリスマスプレゼントをかけてPRICELESSチームとSMAPチームでカーリング対決も行われました。前田はバスケットゴール、田中はキックボードを希望。田中がキックボードをやってみせると、そのかわいらしい姿にスタジオが沸きます。すると「お前、ローラースルーやるだけで顔真っ赤じゃねぇか！」と木村。ドラマのひとコマを見ているかのようで、微笑ましい一幕でした。

SMAPチームのメンバーは、PRICELESSチームに入った木村と、中居を除く3人。1人1回ずつ投げ合い、ストーンをより円の中心に近づけたチームの勝ちです。SMAPチームはまず稲垣吾郎が投げるも、勢いが良すぎて円から大幅に離れます。その後は草なぎ剛ですが、今度は弱すぎて円に届かず。一方PRICELESSチームは、田中は円よりも左にそれてしまいますが、前田はギリギリ円に収めます。そして、何をやらせても抜群のコントロール力を見せる木村はやはり円に一番近い位置に。が、続いて投げた香取慎吾がさらに中心近くまで寄せ、残すは藤ヶ谷のみ。

中居から「これで決められたらスターだよ！　スターってこういうところで決めるからな！」とプレッシャーをかけられ、首のストールを後ろに回して気合十分の藤ヶ谷。「あのブルーをどかします」と、相手チームのストーンにぶつけると宣言します。そのたくましい発言に、誰もが抜群のコントロール力を期待して見守っていたのですが、藤ヶ谷はなんと投げること自体に失敗。進んだのはほんの1メートルほど。これにはSMAPのメンバーも「うーわっ！」とドン引きです。その後「逆に面白い」「持ってるねー！」とフォローしていましたが、土壇場での大失敗に本人も苦笑。前田と田中はプレゼントがもらえません。

すると、木村に背中を押され「もう1回やらせてください！」と言いに行ったのは前田。藤ヶ谷が言いに行けば株が上がったのですが、本人は無言。タダじゃやらせないということで、前田は一発ギャグまで披露。藤ヶ谷の一発ギャグも見たかったですよね。

さて、2回戦目の1投目は先ほど大恥をかいた藤ヶ谷。が、2回目も振るわず、ストーンは円に届かずに止まってしまいます。すると中居は「まったくツメ跡残せず！」と辛口コメント。ほんと、いいとこナシです。続いてはSMAPチーム・草なぎの番でしたが、正面にある藤ヶ谷のストーンについて「邪魔だねコレ！」と優しい一言。一応、敵陣への障害にはなっていたようです。

けれども草なぎは斜めから投げ、ストーンを円に入れます。その後ドラマチームは振るわず、SMAPチームのアンカー・香取が円に最も近づけ、残すは6歳の田中ただ１人。やっぱり負けか……と思っていたところで、なんと田中のストーンはほかのストーンに当たって中央まで進み、逆転勝利！　見事クリスマスプレゼントGETとなり、「すげー！」とスタジオも大盛り上がり。スター性があったのは藤ヶ谷ではなく、幼い田中の方でした。

ドラマ『PRICELESS』は、次週ついに最終回。一部生放送だそうです。「BISTRO SMAP」では本番に弱い感が目立った藤ヶ谷ですが、生放送では失敗しないでほしいものですね。