「生きてくためにしょうがないこと」!? 嵐・二宮和也が語る仕事論

2013.2.26

<アイドル誌チェック!!>

「ピクトアップ」4月号(ピクトアップ)の表紙に、嵐・二宮和也が登場です。3月16日に主演映画『プラチナデータ』の公開を控え、巻頭で12ページにわたって特集が組まれています。二宮が演じるのは、神楽龍平という天才科学者。ある連続殺人事件の容疑者となり、警視庁捜査一課の敏腕刑事・浅間玲司(豊川悦司)に追われるというストーリーです。

インタビューではまず、“役づくり”について触れています。二宮は常々「役づくりはしない」と発言していますが、「今回も、特にはしなかったですね。昔から役づくりって、やったことがないというか。やり方がわからないんでしょうね。だから『しない』と言ってるんだけど」と明かしていました。撮影にあたっては「ここでしかできないことをやる」「この人たちとしか生まれてこなかった、というものを1個1個、大事にしよう」ということを心がけていたそうです。


俳優として、ファンからだけでなく監督や脚本家など業界内からも評価が高い二宮ですが、「俳優としてさらに上に行こうという野心はあるか」という質問には、

「あんまないですね。あんまないなあ。そういうことを考えるヒマがないし、そんなことを考えているくらいだったら、1個でも多くの仕事をしていたい。これができたから次はこれがいい、あれをしたいから今はこれを……ってことじゃないから、仕事は。考え方としてはもっと簡単で、単発的なものであるべきだと思うんですよ」

と相変わらずの二宮節。自分の才能を意識しているのかいないのか、計りかねる気負いのない返答です。後半には大友啓史監督との対談も掲載されていますが、そこでも、

「仕事って、たいていの人は、そんなにやりたいことじゃないじゃない?」
「生きてくためにしょうがないからやっているもの。だったら楽しい方がいいわけで、常にどうやったら楽しくなれるのかって考えて仕事をしている」

といった、二宮独自の仕事論を展開していました。アイドルや俳優のインタビューにおいて想定される返答を軽く飛び越えた発言をする二宮。掴みどころのない素顔とは裏腹に、人々の心をがっちり掴む作品を数多く残している彼は、まさしく天才肌の俳優といえましょう。天才が天才科学者をどう演じるのか。『プラチナデータ』の公開が楽しみですね。

中ほどのページでは、3月30日に公開される映画『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』に主演している関西ジャニーズJr.の重岡大毅、桐山照史、中間淳太、浜中文一、小瀧望、向井康二、藤井流星の座談会が掲載されています。最年長の浜中で25歳、最年少の小瀧で16歳という年齢もキャリアもバラバラな彼らですが、そこには強い絆がありました。

桐山「一人だけで上に行こうとするんやったら、たぶんこの事務所にいる意味はないですよね。一人ひとりがいろんなことができて、得たその知識をみんなで教えあったらもっと強くなると思うから」
重岡「ライバルでもあるけど、信頼してるというのもありますし、何より同じ夢に向かってるメンバーばっかりですから。だからこそ集まったときにすごいパワーになるし、連帯感も出てくる」

彼らの夢のひとつにCDデビューがあります。いつデビューできるのか、誰がデビューするユニットに選ばれるかは、現段階ではわかりません。そのことについては、

桐山「語弊があるかもしれないですが、でっかいバクチですからね。でも、そのために僕らは自分たちを100%にするために日々腕を磨いてる」
重岡「でも、誰がどういう形でデビューしようが、みんなが背中を押せると思います」

と語っていました。関西ノリの冗談を交えた楽しい座談会ですが、彼らのまじめさがよく伝わってくる内容になっています。

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コメント

  1. asuより 2014年10月14日 6:27 PM

    かっこいい

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