＜ジャニーズJr.青田買い！＞

――デビュー組のコンサートや歌番組出演に彩りを添えるジャニーズJr.。少年特有の限りある美しさ、未完成なパフォーマンスは今しか楽しめない魅力。将来、キラキラのジャニーズアイドルとして輝くだろう彼らを今のうちに青田買い！

■今回の気になるJr.
＜5歳でジャニーズに目覚めた、早熟の努力家＞
萩谷慧悟（はぎや・けいご）

【性格・来歴】

1996年11月7日、埼玉県で生まれた萩谷。「小さいころはとにかくヤンチャで、物をよく壊し、自己中で自由奔放」と語っているが、それだけいろいろな事に興味を持てる子どもだったようだ。なぜかトイレが近く、車で出かけた時は出発してまずサービスエリア、少し走ってサービスエリアと、なかなか目的地にたどり着けなかった思い出も……。
2001年頃、つまり5歳でジャニーズアイドルを意識し始めたというから驚き。きっかけは親戚のおばさんから誕生日祝いでもらったSMAPのDVDだったとか。木村拓哉の存在を知って「オレもあんなふうになりたい！」と憧れ、次の日から幼稚園でSMAPごっこがスタート。滑り台の上に立ち木の棒をマイクに見立て、SMAPの曲を熱唱。その思いは小学生になってからも変わらず、ダンスやピアノを習い始め、ジャニーズ事務所入所へ向けての準備を整えていった。

小学5年生の時、意を決してジャニーズのオーディションについて親に相談したという。「自分のやりたいことがあるなら、やったほうがいい！」という後押しを受け、早速、事務所に履歴書を送ったそうだ。すぐに連絡が入り、気が付けばHey!Say!JUMPの『デビュー＆ファーストコンサート いきなり！ in 東京ドーム』に出ていた。

Hey!Say!JUMPのコンサートで中島裕翔のドラム演奏に魅了され、09年からドラムのレッスン開始。初めは手と足を同時に動かすことが難しく苦戦したが、今ではいつでも披露できるまでに！　10年には『Hey!Say! 2010 TEN JUMP』や『SUMMARY2010』にも出演した。

11年は特に目立った活動はなかったが、12年に花開いた。まずはサーティワンアイスクリームの「真夏の雪だるま大作戦」に初CM出演。その後、9月に放送されたドラマ『THE QUIZ』（日本テレビ系）では、東大大学院生でありながら株の運用で儲けている大人びた学生＝當麻勇斗役をクールに演じ、新たなファン獲得に成功。入所当初の目標であった「舞台やドラマでセリフのある役をいただけるように頑張りたい」はクリアし、「デビューしたい」というさらなる目標に向かって歩き始めた。

【人気の秘訣】

整ったシンプルフェイスが人気の萩谷。Jr.の中では、持ち前のリーダーシップで、リハーサルなどその場を仕切ってくれるお兄さん的存在。同年代からの信頼が厚く、また与えられた仕事に対して、完璧を目指し努力を惜しまないタイプだが、もっとハングリー精神が欲しいそうだ。食事の後など散らかっていると、すぐに片付ける几帳面さや配慮も持ち合わせており、現代っ子らしからぬ部分が同世代の女性にウケているのかも。

【恋愛】

付き合っている子がいたら、「今日あいてる？　一緒に帰ろうぜ」と、コソコソせず堂々と伝えデートに誘うタイプらしい。「放課後、学校から駅まで一緒に歩いて…公園へ。ブランコに乗ってしゃべったり、ふざけたり」と、青春ドラマのワンシーンのようなシチュエーションに憧れがあるそうだ。好きな女の子のタイプは「清楚で雰囲気がやわらかく、ちょっと控えめのかわいい系」だとか。こういった古風な女の子を見つけるは、なかなか難しそう。