木村拓哉「ボロクソに言われて、便所で泣いた」! SMAPが語る苦悩

2013.3.1

2月25日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)、「BISTRO SMAP」には人気ドラマ『最高の離婚』(フジテレビ系)に出演中の尾野真千子と真木よう子が来店。トークコーナーの「芸能人のお仕事&私生活 ○×クエスチョン」では、SMAPのメンバーから爆笑エピソードが飛び出しました。

質問に○×で答えるこのコーナー。「すっぴんで買い物に行ける?」という質問に尾野と真木が「ドすっぴんで行ける」と答えた一方で、SMAP全員から×サインが出たのが、やっぱり稲垣吾郎。プライベートではマスク+サングラス+帽子のフル装備らしく、そんな彼を一度街で見かけたという香取慎吾は「うわ! マイケル・ジャクソンだ!」と思ったそう。
また「忘れられないNGシーンや舞台での失敗がある?」の質問でも、稲垣ネタで盛り上がります。稲垣は、昨年末から今年1月下旬までミュージカル『恋と音楽』に主演。これについて木村拓哉は「歌も踊りもあるでしょ?」と失敗談を引き出そうとし、中居正広も、唯一稲垣の舞台を見に行った草なぎ剛に向かって「どうだった? 見てて」と当然のごとくNGシーンの感想を求めます。

しかし意外や意外、「いや、吾郎さんの舞台、すごく素敵で。吾郎さん、なんか、カッコイイんですよ!」と熱弁する草なぎ。しかし顔はバカにしたようにニヤけています。「正直、踊りとかも微妙なところあるんですけど、でもそういうのもすごくいーの!」「ファンの方の気持ちがわかる」と言いながら笑い、さらに「立ち方とか、吾郎さんにしかできなくてすごくいいのよ(笑)!」とその稲垣の立ち方を真似ると、これに木村は大ウケ。○×のプレートで草なぎの頭を軽く叩き、暴走を止めていました。

稲垣を茶化しまくっていた草なぎですが、実は香取は草なぎの「NGシーン」を目撃。韓国で公演された舞台で“メガネをしている役”だったという草なぎ。本番中そのメガネを落とすと、まったくそんな雰囲気でもないのに「あ~メガネメガネメガネメガネ!」と言い出したそう。「オレ、韓国で見ながら、“絶対アドリブだアレ!”と思って」。キャラを無視したこの言動について草なぎは「張り切っちゃったね!」と開き直り、「でも、アドリブと気付いてたのは慎吾しかいなかったよ」と真顔で応戦。けれども香取いわく「うっそぉ! 韓国のお客さん笑ってたよ!」。異国で“メガネメガネ”をやっておいて、脚本通りなわけがないですよね。

続いて「仕事で大泣きしたことがある?」との問いに、草なぎは「SMAPのファーストコンサート」を挙げます。最近では舞台の役柄と自分の境遇が重なり、とめどもなく涙が出てきてしまうこともあるそうですが、「泣きたいぐらい頑張りたい」とも。また木村は初めての舞台を振り返り、「ボロクソに言われて、便所で泣いてましたね」と明かします。また稲垣も10代の頃に、同じような経験が。ドラマ撮影中「手紙を見て泣く」という場面で泣けず、「ちょっと目赤くなったぐらいでOKかな」とごまかしていた稲垣。もちろん監督からはOKが出ず、「しばらくスタジオに1人でいろ!」と言われて休憩に。

そして改めて本番。稲垣は「そんな自分が悲しくなっちゃって」、泣けたそう。「今思えば監督のやり方だったかもしれないし、自分(の境遇)と重なったというのもあるんだけど」と感慨深げに語ると、それを聞いていた草なぎが「舞台ってそういうとこあるよね」としたり顔。稲垣から「オレが言ってるのはドラマの話!」と激しくツッコまれると、草なぎは再び「間違っちゃった!」とヘラヘラしていました。

一方香取は超淡白。芝居はあくまでも芝居。しかもバラエティ番組などの「ちょっと感動するシーン」でも、「その状況に応じて『泣いている雰囲気にした方がいいかな?』という時は、仕事として泣いたフリをしています」と告白。すると中居が、香取との思い出のエピソードを語り始めました。中居と香取が「20代そこそこ」だった頃。司会を務める番組の収録が終わった後で、2人は「インサート(挿入用の映像)で涙が欲しい」と言われて居残りに。

この無理な要求を中居はドッキリだと思ったらしいですが、2人は必死になって泣き顔を作ります。「それが結構長回しで、あまりにもオレと香取くんが涙出ないから、なんかピアノのBGMが流れてきたの!」。おそらくここで撮った映像は後日「感動して涙を流す中居と香取」として放送されたんですから、恐ろしい話です。

最後は、「1人で焼肉屋さんで食事できる?」との質問でした。「4日ぐらい前に1人で行った」という草なぎですが、「正直イヤですね1人は。やっぱりご飯食べるという行為は、1人じゃつまんない。そうなってきました」と吐露。ちょっと寂しげにこう語った草なぎですが、実は最近稲垣との約束をすっぽかしていたことが発覚します。

お互い京都での仕事で同じホテルに滞在。事前に草なぎから「絶対ご飯行こうよ!」「オススメの店がある」と誘われていた稲垣は、約束の日の午後10時頃、撮影が終わり草なぎに電話。本人が出ないので、草なぎのマネジャーに事情を聞くと、「疲れて部屋で寝てます」。これに対し草なぎは「寝ちゃったんだよね~。ホント行きたかったんだけど、ごめんごめん。もっと早く終わると思ってたのよ」と謝るも、稲垣は「だってこの人から誘ったんですよ!? (約束)覚えてたの??」と責め口調。よほど楽しみだったんですね。

この4月で結成25周年を迎えるSMAP。メンバー同士の絡みや仕事での苦悩を思い出深く、またおもしろおかしく語れるのは、走り続けてきた歴史とグループの絆があってこそ。後輩たちも、いつかこうして和気あいあいと「昔語り」してほしいですね。

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コメント

  1. より 2013年03月01日 10:58 PM

    smapさんのメンバー同士の会話って、まるで一緒に育った血の繋がっている兄弟と同じ。って、いつも思います。日々の生活はバラバラで距離をとってる感じなのに他人じみた遠慮がなくて、ちょっとのことで怒ってみたりヤキモチやいたり、ふざけたり。それぞれが大物だけに、ジャレあい感がすごく楽しいです。

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