＜アイドル誌チェック!!＞

「Wink up」（ワニブックス）2013年4月号、まず最初に今号の最大の見どころをお伝えします。それは……KAT-TUNのインタビューページ!!　毎号テーマを設けて撮影しているKAT-TUNですが、今月号のテーマは「鳥籠」。「無感情の狂気、あらがった虚しさ…。メンバーのいろんな“表現”を楽しんでください」という編集部のリードに不安だけが膨らみます。

無機質な背景をバックに、薄汚れたシャツに身を包むメンバーたち。虚ろな目をした田口淳之介、シャツは汚れているのに髪型だけはカッチリ決まっている上田竜也はまだ許容範囲内。爆笑必至なのは、風速500m／sに吹かれたような髪の毛に覆われた亀梨和也、髪の毛は爆発ヘアなのに普段のかわいらしい表情を浮かべてミスマッチ感がすごい中丸雄一、追い剥ぎにあったかのような着崩れ具合にもはやヤマンバのような髪型の田中聖です。鳥籠ってこんなイメージでしたっけ？　ちなみに今月号は、アンケート結果や連載ページなどのほかのページにもKAT-TUNが登場する全ページにこの写真が使われていますので、油断するとふいにヤマンバ聖を見つけて笑ってしまいそう。数あるトラップをうまくかわしてください。

さて、今月号では34ページにわたりジャニーズJr.を取り上げています。表紙も、岩橋玄樹、神宮寺勇太、岸優太、平野紫耀、大西流星、小瀧望ら注目されている東西ジャニーズJr.で登場。この5人は誌面で対談をしているのですが、中でもナルシストキャラでおなじみの神宮寺は、初対面のある人をライバル視しているようで……。

岸「何、神宮寺、珍しくおとなしいじゃん。ひょっとして緊張してるの？」
神宮寺「（カッコつけながら）いや～この6人の中に、同じ『セクシー担当』がふたりいるっていうのが、オレ的にはどうなのかなって……」
一同「……え？」
神宮寺「小瀧くんとボクですよ。やっと会えましたよ、西のセクシー担当に…」

と、16歳にして183cmの長身と甘いマスクで関西でも人気上昇中の小瀧にライバル宣言。当の小瀧には「そう言ってくれるのはありがたいけど、オレ、あんま闘争心とかないからなぁ」とかわされ、身内であるはずの岩橋からは「っていうか、絶対小瀧くんの圧勝でしょう！」と裏切られた神宮寺。でも読者は気付いていますよ、この一連のくだりで誰よりも目立とうとしたその精神を！　ナルシストキャラの見本のような神宮寺、まだ名前と顔が一致しない人はこの機会に覚えましょう。

モノクロページでは岸、岩橋をはじめ、阿部顕嵐、梶山朝日、神山智洋らの「ジャニーズJr.の恋愛プロフ」第2弾も。前回はジェシーや松村北斗ら「バカレア組」の理想の恋愛が熱く語られたこのページ、今回もウブウブしい回答が並んでますよ！

Kis-My-Ft2は自身の名前の由来を語っています。いそうでいない名前を持つ北山宏光は、「光を広める人になってほしい」という意味があるそう。まさに今の彼の立場にぴったりの名前ですね。でも本人は「この仕事を始めたころは、翔とか龍とかインパクトがある漢字一文字の名前に憧れたの」とのこと。いやいや、お得意のドヤ顔は「翔」や「龍」ではしっくりこない、見る者の脳みそに「ヒ・ロ・ミ・ツ」という強烈なインパクトを刻む表情なので、今の名前が一番似合っていますね。

こちらも珍しい名前なのが千賀健永。「親からは『タバコの名前からとった』って聞かされてたの（笑）。オレ的に、なんか横文字っぽくてカッコいいって思っちゃって（笑）」とそのまま学校で言ったら、ご両親に「冗談に決まっているでしょ！」とひどく怒られたそう。たしかにタバコの「KENT」はクールなイメージですから、男の子にしてみたらカッコよく思えたのかも。しかし本来の意味は「健康が永遠に続きますように」だというから、不健康なタバコとは相容れない由来ですね。ほか、由来と実態が合っていない玉森裕太、宮田俊哉の衝撃的な理由も見逃せません。ぜひ本誌で確認を！