3月20日放送の『ナカイの窓』（日本テレビ系）は特別編。「厳選トークアワード」と題し、部門別に名場面を発表。またMCを務める中居正広のプライベートトークも特集されました。

「トークアワード」のインパクト部門第1位に輝いたのは、人の顔を見るだけで、その人の部屋の中を覗けるというスピリチュアル女子大生CHIE。中居の自宅についても、「カーペットの色は茶色」「白いソファー」「テレビの棚が黒」と言い当て中居を驚かせます。また貧乏芸能人が集結した回では、中居自身も幼少期の貧乏エピソードを披露。実は週に2回しかお風呂に入れず、それは必ず日曜と、水曜か木曜だったとか。しかし夏は水曜か木曜にプールの授業があったため、「そうなると水・木のお風呂が、夏場にもかかわらずなくなるのよ！」。子どものプールのせいで風呂が週1になってしまった中居の父親は、ブチ切れて「風呂入らせろーーー!!　現場にプールはねぇんだよ!!」と叫んだそう。夏場でも水道水は冷たいものですが、それでも父親は青いホースを手に奇声を発し震えながら水浴びをしていたと、中居は笑いながら語っていました。



また過去の放送では、中居の表情の変遷が検証されたことも。ジャニーズJr.時代のガンつけ写真から一転、CDデビューの頃には真っ赤なダンベルを手にアイドルスマイル。このギャップにスタジオは大爆笑で、中居もデビュー時の写真を見て「この写真何だろ、ダッセェ……」と苦笑い。思わずゲストの森三中・大島美幸が「バカにされないんですか？　友達とかに」と尋ねると、中居は「1回オレ、シメられた時あったのね」と告白。いわく「ヤンキーはジャニーズが嫌い」だそうで、地元の平塚駅ではヤンキーたちに待ち構えられ「お～い、ジャニーズのお通りだ～！」「お前なにチャラついてんだよこの野郎」と絡まれたそう。中居はそんな思い出を語りつつも、「だからアイツらに言いたいんだよ、『オレは力持ち！』って」とダンベルを持ち上げる真似をして、デビュー時の写真を茶化していました。

さらに今回は、中居の深層心理を暴く心理テストも実施。1つ目のテストは心理カウンセラー小高千枝氏によるもので、自分の似顔絵を描くことに。どうやらその似顔絵から「異性にどう思われたいか」がわかるとのこと。絵心ゼロの中居が描いたのは、なぜか眼球が上を向き、鼻の下も異様に長い、幸薄そうな顔。しかしこのテストで重要なのは、「どこから描き始めたか」。顔の輪郭からではなく目から描き始めた中居は、異性から見た目よりも「内面」を見てもらいたいと望んでいるそう。一方で輪郭から描き始める人は、内面よりも「ルックス」や「ステータス」を見てほしいと望んでいるらしいのです。

続いて心理カウンセラーの塚越友子氏によるテストは、「金遣いが荒いかどうか」がわかるもの。大人数の飲み会で注文を頼まれた時、「A.ツマミからメインまで自分がすべて注文する」「B.他のメンバーの意見聞いて注文する」　の2択に中居は、「絶対Bだよね！」と即答。その理由は意外にも「自信がないからね、自分に」。塚越によれば、Bを選んだ中居は、一見他人に配慮する「いい人」だけども、実は自分に自信がなく、「よく見られたい」という願望があるのだとか。これを聞いた中居は「それあるかもなぁ」と納得。そういう人は「人に好かれたい」という思いから食事をおごることも多いため、結果的に他人にお金を使いすぎてしまう傾向にあるそう。

一方Aを選んだ人は、いい意味で人目を気にせずバランスよくお金を使える「堅実な人」。この結果に対して中居は「オレも自分の中で、すっげー堅実だと思ってるんだけど」と反論。「お金をね、使わないの。自分で」と主張する中居ですが、聞けばそれはあくまでも自分に対して。やはり人のためには「全然いいよー！」と使ってしまうらしいのです。実はカウンセラー塚越は、元銀座NO.1ホステス。「人のために使うのって、銀座では『見栄銭』と言って、見栄のために使うお金で、そういう方は絶対破産するんですよ」と、自身の経験から中居に忠告。これにビビった中居は「ダメだぁ……。誰か、お金見てくれる人いないかなぁ」と漏らします。誰かにいいように使われる前に、早めに対処してほしいですね。

そして最後は臨床心理士・矢幡洋氏からのテスト。共演の南海キャンディーズ・山里亮太と共に薄いピンク色の風船を膨らませるというものです。これで何がわかるかというと、「どちらが犯罪者的思考が強いか」。結果、「薄い風船」との前情報があったにもかかわらず、勢いよく息を吹き込んだ中居の方が「犯罪者傾向がはるかに強い」との診断。リスクを知っているのに突き進む行動は、犯罪者に多い傾向だと言うのです。

「ステイタスや外見よりも、内面を見てほしい」というアイドルは多そうですが、破産者予備軍、しかも犯罪者傾向まで強いと診断されてしまった中居。彼が今後、我を見失うことがないようにと願うばかりです。