＜アイドル誌チェック!!＞

｢duet｣（ホーム社）2013年5月号、早速、中のインタビューページから見てみましょう。新生活・新学期が始まったばかりのこの季節、NEWSは出会いにまつわるエピソードを語っています。

『ピンクとグレー』『閃光スクランブル』（ともに角川書店）と著書がいずれも大ヒットとなっている加藤シゲアキは、年の離れたコピーライターとの出会いが人生を大きく変えたそう。「その人と出会わなければ、小説家“加藤シゲアキ”は存在してなかったと思う。当時のオレは、ブログやエッセイこそ書いていたけど“面白い文章”が何か分からなかったの。でもその人と会話する中で、同じ言葉も使い方で、色っぽくも男っぽくも変わるってことを知って、どんどん興味が増していった」。加藤の著作はいずれも、芸能界で生きる人の苦悩や葛藤が繊細な文章でつづられていましたが、その原点にコピーライターという言葉を扱うプロがいたというのには思わず納得してしまいます。とはいえ、加藤の表現は加藤自身が作り上げたもの。もともとの感性と、相手の言葉を受け入れる素直さがあったからこそ、加藤の才能が花開いたのでしょうね。



もう1人、「大人」の影響を受けたというのは増田貴久。「20才目前くらいだったかな。6つ年上のあこがれの先輩がいたんだ。考え方から洋服のセンス、友だちとの接し方、遊び方まで、すべてがステキだなって思える人と出会ったの」「いまふり返ると『オレもあんな大人になりたいな』と思った“大人の入り口”だった気がする」と語っています。ジャニーズJr.という上下関係がハッキリしている環境、若い頃から大人に囲まれる世界など、ジャニーズアイドルたちは普通の男性よりもグンと大人びています。若い頃に、周囲にお手本となるような大人がいるかどうか、それによってその後に大きな影響があるようです。当の増田も後輩たちにとっていい影響を与える存在になってほしいもの。しかし、「出会えてよかったモノ」を聞かれた増田は、「“5本指ソックス”は素晴らしいよ！　オレはこれしか履かないほど、愛してやまないから（笑）」と即答。5本指ソックスを履いている先輩が言うことを、後輩として真顔で聞けるかどうか……。

現在も学生というメンバーが多い関西ジャニーズJr.の面々は学生服姿で登場し、学校生活の思い出を語っています。笑顔と明るいキャラクターで人気上昇中の重岡大毅は、「幼稚園から小学校低学年まではキザキャラやったな。そのころが人生最大のモテ期で、『オレ、カッコイイ!!』って思ってたもん（笑）」と話していますが、今年の「MYOJO」Jr.大賞で「恋人にしたいJr.」第2位を獲得した重岡。今の方がモテているはずですよ！

同じく、モテ期をすっかり逃したというのは中間淳太。「中学時代はバレー部に所属。部員は女のコばかりでめっちゃハーレム状態。でも、アプローチされても、女子にはほんま興味なくて、『つき合うとか何!?』って感じやった。いま思うと、もったいなかったわ（笑）」ともう戻ってこない時間を嘆いています。そのモチベーションを、ぜひコンサートで発散してほしいですね。

桐山照史の思い出はファンが思わず地団太踏みそうなもの。「中3のときに入ったのが生徒会。毎年、文化祭のオープニングで生徒会が何かするのが恒例やねんけど、オレらのときは関ジャニ∞の『Cool magic city』を踊って全生徒が『キャー!!』ってなったよ」とのこと。中3といえば、すでに桐山はジャニーズ事務所に入所している頃。Jr.が踊る関ジャニ∞を見られるなんて、羨ましすぎますね！　Jr.としての活動も行いながら、学校生活も満喫している関西Jr.たちの面白エピソードはぜひ誌面でチェックしてください。

そして今月号のお宝ショットは、なんと言ってもHey!Say!JUMP。伊野尾慧が八乙女光に抱きつき、八乙女が知念侑李のTシャツを掴み、その八乙女の手を中島裕翔が掴み……と9人が重なり合うように1つのベッドで寝ている姿はファン必見。一人ひとりのワンショットでも、寝ぼけ眼でカメラを見つめるメンバーにドキドキすること間違いナシです。

挙げ句に、山田涼介が「こないだ仕事でタイに行ったときなんて、寝起きのワルい大ちゃんが『寝坊すると困るから起こして～』って、オレのベッドに潜り込んできた」と告白し、バラされた有岡大貴も「こないだタイへ行ったとき、ホテルがひとり部屋だったんだけどさ。『ひとりじゃ絶対起きられない！』と思って、山田の部屋でいっしょに寝せてもらってたもん。山田、マジすごいんだよ!?　目覚ましの時計が鳴ったときの瞬発力。『ピ…バン!!（アラームの音＆山ちゃんが止めた音）みたいな（笑）」とほんわかエピソードを披露しています。20歳前後の男性が一緒に寝るほど仲がいいことにほんわかする一方、ドキッとしたのは筆者だけでしょうか!?