＜ジャニーズJr.青田買い！＞

――デビュー組のコンサートや歌番組出演に彩りを添えるジャニーズJr.。少年特有の美しさ、未完成なパフォーマンスは今しか楽しめない魅力。将来、キラキラのジャニーズアイドルとして輝くだろう彼らを今のうちに青田買い！

■今回の気になるJr.
＜恋人にしたいJr.5位、クリクリした目が印象的な王道アイドル顔＞
岸優太（きし・ゆうた）

【性格・来歴】

1995年9月29日、岸家の次男坊として埼玉県で生まれた優太。父・母・兄・妹の5人家族。名前の由来は“優しい子になってほしい”ということから優太になったとか。「凝っている名前もお洒落だけれど、シンプルで誰でも読める“きし　ゆうた”は気に入っている」そうだ。幼い頃、学芸会で白塗りの化粧をし、着物を着て和太鼓をたたいたという経験があったが、その時は「ジャニーズ事務所に入りたい」という気持ちはなかったようだ。相当ワンパクだったようで、高い場所から飛び降り、骨折したことも。

くりくりとした大きな瞳で、幼い頃はよく女の子に間違われたとか。道すがら「あなた、ランドセルの色間違えていない？」と話しかけられて、ムッとしながら「一応、男です！」と返事をしたことをよく覚えているという。小学5年生の時、兄の影響で野球を始め、センスがあったのか1試合で3ホームランを打つなど大活躍。野球にのめり込み中学でも迷わず野球部へ。中学ではとにかく練習が厳しく、アタマは丸刈り。長髪に憧れたりもしたが、お風呂に入った後、ドライヤーで乾かさなくてもすぐに乾く利点に惹かれ、丸刈りが続いたそうだ。チームでのポジションはセカンド。小技を得意とし、バントはチーム1！　県選抜に選ばれそうになったことも。

しかしそこで転機が訪れた。嵐の番組を観て“自分もこの世界に入りたい”と決心。思い立ったらすぐ実行、2009年7月にオーディションを受けて見事合格。初めてコンサートに出た時は「すごく緊張したが、何とも言えない感覚で」楽しかったとのこと。

高校3年生になった今年、中学生が多いジャニーズJr.を引っ張る存在に。後輩からダンスのうまさを絶賛されているもの、本人は「正直ダンスには苦手意識があった」と話す。しかし、KinKi Kids堂本光一主演舞台『Endless SHOCK』に出演し、光一にダンスを指導してもらったことで、「後輩に受け継がなきゃ」という自覚が芽生えて来たのだとか。

現在は大学進学も考えており、経済を学んで世の中のお金の流れを知りたいそうだ。学生とジャニーズでの活動を両立しているアイドルは少なくない。岸がどんな選択をするのか楽しみだ。

【人気の秘訣】

「特技は河合（郁人）くんのものまね」と挙げるほど、その場の空気を明るくするのが得意な優太。学校でもとにかくみんなを笑わせたいようで、大仁田厚の｢ファイヤー！｣を叫び、一瞬凍りついた後の笑いがたまらないそうだ。屈託のない笑顔と、その場その場に応じたセンスのいい言葉に、男女関係なく人が寄ってくるのだろう。

また「Wゆうた」として後輩・神宮寺勇太との仲のよさも有名。アイドル誌｢MYOJO｣2013年3月号（集英社）では、「Jr.大賞」で「いちばんいいコンビ」第1位に選ばれている。おそろいの小物を持っていたり、じゃれ合っている姿に癒やされるファンも多い。同じくJr.大賞の「恋人にしたいJr.」部門では5位と、前年の圏外から大躍進。今後ももっとも注目されるアイドルだ。

【恋愛】

「チョコレートケーキみたいに、苦さと甘さを両方持ってる人がいい」。大人っぽさを持ちつつ、かわいい部分もある、そんなギャップのある女の子が理想のようだ。また「明るくてよくしゃべる子がいいな。メイクとかはしないで、素顔が一番」と年相応の素直な意見。「料理部とかに所属してて、赤いタコウインナーと大好きな明太子おにぎりのお弁当とかを作ってくれたらサイコー！」とのこと。