＜ジャニーズJr.青田買い！＞

――デビュー組のコンサートや歌番組出演に彩りを添えるジャニーズJr.。少年特有の美しさ、未完成なパフォーマンスは今しか楽しめない魅力。将来、キラキラのジャニーズアイドルとして輝くだろう彼らを今のうちに青田買い！

■今回の気になるJr.
＜ヘッドスピンを嵐に褒められた！　本格ブレイクダンスが武器＞
高橋颯（たかはし・ふう）

【性格・来歴】

2011年3月に“芸能界の仕事がしたい！”と思って自分で履歴書を送り、オーディションを受けた颯。もともとブレイクダンス経験者ではあるが、「踊りは得意です」と笑いながらインタビューに答えられるあたり、スターに必要な大きな器の持ち主のようだ。


そんな彼は1998年5月8日、埼玉県で生まれた。当初、両親は“風”という名前を考えていたそうだが、生まれてすぐには泣かず、健康に不安が残る状態だったため「強くなってほしい」という願いを込めて“颯”と名付けられた。小学生の頃からブレイクダンスを習い始め、持ち前の運動神経とセンスで、踊りをどんどんマスターしていった。特技のヘッドスピンはなんと小学2年生で習得し、『ザ少年倶楽部』（BSプレミアム）でも披露済み。嵐にもヘッドスピンを褒められたことがあるそう。この頃、人見知りでおとなしかったにもかかわらず、女の子からは人気があり、バレンタインには手作りのチョコレートをもらったこともあったとか。ホワイトデーのお返しは、お母さんが買ってきてくれたようだ。

小学校を卒業した11年3月、踊りを生かし、見事ジャニーズ事務所のオーディションを突破。同期には羽生田挙武らがいる。11年4月、中学校入学と同時に陸上部に入部。「球技は苦手、走るのも速くないから……」と悩んでいた時に出合ったのが走り高跳び。仮入部の時にいきなり1m30cmの記録を出して、先輩が驚いたほど。中学1年生で出場した大会では3学年総合で7位、1年生の中では1位を取ることができたようで「背面跳びでバーを越えながら空を見上げる瞬間、鳥になったみたいで気持ちがいい！」そうだ。

これからは「コンサートやテレビ番組でどんどん自分の踊りをアピールしていきたい」と同時に、「学校の演劇部にいたことがあり、演技に興味があるんだ。学園ものとかぜひ出演してみたい」とチャレンジ精神旺盛な颯から目が離せない。

【人気の秘訣】

一見どこにでもいそうな中学3年生だが、舞台に立つと光る物を感じる不思議な魅力の持ち主。面白くないギャグを一生懸命楽屋で考え、披露の時を待っているあたり、かなりの天然と評判。現に、とある雑誌のファン投票でも、「天然のJr.」で堂々の1位を獲得している。「自分に足りないと思うことは目力」と答えているが、舞台上ではしっかり目力で魅了し、徐々にファンを増やしている。

【恋愛】

「好きな女の子のタイプはショートヘアで優しく、クールで元気な子」だそう。そんな女の子が前髪をしばっておでこを見せてるところに萌えるとか。性格的には「真面目で頑張り屋さん、学校行事にもしっかり参加し、制服も崩して着るのではなく、校則を守ってちゃんと着ている子」と普通で、誰からも慕われそうな女の子が理想のよう。