＜ジャニーズJr.青田買い！＞

――デビュー組のコンサートや歌番組出演に彩りを添えるジャニーズJr.。少年特有の美しさ、未完成なパフォーマンスは今しか楽しめない魅力。将来、キラキラのジャニーズアイドルとして輝くだろう彼らを今のうちに青田買い！

■今回の気になるJr.
＜ビビりなところがかわいい＞
七五三掛龍也（しめかけ・りゅうや）


【性格・来歴】

ドラマ『ごくせん』（日本テレビ系）に出演していた赤西仁に憧れ、ジャニーズ事務所に入った七五三掛。今年、高校3年生になった彼が生まれたのは今から18年前の1995年6月23日。幼稚園の卒業パーティーで光GENJIの「勇気100％」を歌ったが、まだその頃は自分が後にこの曲を踊るとは、夢にも思わなかっただろう。

02年小学校に入学。小学2年生で野球を始めたが、なぜか女の子と間違われることが多く、相手チームは七五三掛を見て「なんで女のコがいるの？」と聞いてきたことも……。当時は「かわいい」と言われることが嫌で、コンプレックスだった。“顔”と言えば小学生時代、友達とプールに行き、転んでアゴを切っことがあった。「痕が残るから、縫った方がいい」と病院の先生に言われたにもかかわらず、拒否。縫う痛みの方が、顔に傷が残ることよりイヤだったようだが、幸い傷痕は残らず済んだ。

外見だけでなく内面的にも少々中性的なところがあり、毎年夏に行われる野球合宿恒例の肝試しで、驚かされるのはもちろん、オバケ役になっても方が「誰もいない真っ暗な学校で隠れているのも怖かった」そうだ。虫も苦手な物の1つで、これまた合宿では苦労した。

06年に引っ越し、今まで妹と同じ部屋だったが、1人部屋を確保。寝る時に電気を消すと、天井に星空が浮かび上がる天窓付き部屋が自慢。08年に中学へ入学してからは野球は辞め、Hey!Say!JUMPに憧れて、ダンスを始める。この年の家族旅行は横須賀。「買い物したり、無人島に行ったりした。家族みんな洋服に興味あるから、原宿や渋谷の洋服屋さんをまわる旅をしてみたい！」と話していたが、願いは叶ったのか？

09年2月、念願だったジャニーズ事務所へ入所、同期には松村北斗がいる。その年の誕生日には、うれしかったことが2つ。1つ目は家族のみならず学校の友達、Jr.の仲間からも「おめでとう！」と言ってもらったこと。2つ目は田中樹から香水をプレゼントされたこと。いつか香水が似合う男になりたいと思ったそうだ。

入所してから『みんなクリエに来てクリエ！』や『PLAYZONE』と舞台出演が多く、12年5月には『滝沢歌舞伎』で初めて殺陣を経験。そしてついに今年、『BAD BOYS J』（日本テレビ系）に見城樹役で初のテレビドラマ出演を果たす。ずっと憧れていた世界だけに、くじけずいろんなジャンルに挑戦してもらいたい！

【人気の秘訣】

高校3年生とは思えないかわいらしさが売りの七五三掛。数年前から身長が伸びないことを悩み、親に聞いたところ「うちの家系はみんな小さいよ」と言われてショックを受けたとか。一時期、関ジャニ∞の錦戸亮も同じ悩みを抱えていたが、人気は身長に関係なく伸びていった。七五三掛も甘いマスクで、今後の活躍が期待できそう！　また体力には自信があるようで、舞台『JOHNNYS' World』では103公演中1ステージも休まず皆勤賞と努力を惜しまないタイプ。