＜アイドル誌チェック！＞

「POTATO」7月号（学研パブリッシング）の表紙＆巻頭は、KAT-TUNです。「KAT-TUNの休日」と題し、5人そろって沖縄ロケを敢行しています。1日あったオフはそれぞれ自由に過ごしたようで、亀梨和也と田口淳之介はゴルフ、上田竜也と中丸雄一はホテルのジムとサウナで過ごしたそう。田中聖はというと、ひとりで那覇の国際通りで買い物をし、その後2時間ほどキックボクシング、そのあとまた国際通りに戻って鉄板焼き屋でステーキと伊勢エビを食べてきたとのこと。メンバーからは、「え、ひとりだろ!?」「おまえ、すげ～よ（笑）」と驚かれていました。



「聖って、昔からこうやってメンバーで来てもひとりで行動するよね」（亀梨）、「だって、みんなが付いてきてくれないんだもん…」（田中）、「そりゃあ、キックボクシングは無理だわ！（笑）」（田口）とのこと。以前、ハワイに行ったときも、亀梨と同じ部屋でしたが、夜は全然帰ってこない上、次の日突然髪型がドレッドのような編み込みスタイルに変わっていたとか。「基本的にカメと生活パターンが昼夜逆で、オレが寝てるときにカメが起きて、カメが寝てるときオレが起きてた」（田中）、「だってオレ、朝イチでサーフィンとか行ってたもん。完全に逆だったね（笑）」と、田中の自由人ぶりが明かされていました。その後も、

上田「今回の沖縄の夜も大体4人だったからね」
田中「オレ、夜はお散歩したいの」
亀梨「あんまり飲まないしね。普段飲んでるって話は聞くけど、メンバーとは飲まないんだよな（笑）」
田中「う～ん、なんだろうね」
亀梨「まだ心を開いてないってこと？」
中丸「飲んでもしょうがないって？」
田中「いやいや、それはないだろ（笑）。一杯ぐらいは飲むけどガーッとは飲まないってだけ」

と、なにやらメンバーに明かせない事情がありそうな雰囲気。とはいえ「またみんなで一緒に来ようぜ」（田中）と、自由人は自由人なりに楽しかったようです。メンバー5人ともみんないい大人ですから、たとえ行動はバラバラでも、“いざ”というときは団結してまとまった力を発揮するのでしょうね。いい形に成長したグループの座談会は安心感があります。

さらに、KAT-TUNよりももっと大人のジャニーズタレントのインタビューを見てみましょう。現在ミュージカル『シルバースプーンに映る月』に主演しているV6坂本昌行が、「色気」をテーマに語っています。男から見てセクシーな男性について、「少年の心を持ち、子供っぽさもありつつ、だけどそれだけじゃなく大人の行動力と思考能力もある」人と答えた坂本。先輩でいうと「マッチ（近藤真彦）さん」と名前を挙げます。では、V6のメンバーの中では誰がセクシーかというと、次のように語っていました。

「やっぱり（森田）剛でしょう。ただカッコいいっていうだけじゃなく、あいつには悲しみや切なさを含んだ色気がある。目の奥のほうに持ってる切なさみたいなものが、すごく感じられるんだよね。お芝居とか見ると余計にそれがにじみ出てる。あいつもね、ヤンチャと言われる男でしょ？（笑）でもヤンチャだけじゃない、真逆な目をチラッと見せるときがある。そこに色気が出るんだよね」

V6は1995年11月のCDデビューからもうすぐ18周年を迎えます。坂本による森田評は、長い時間をともに過ごし、それぞれ年を重ね、喜びや悲しみを経験してきたからこその言葉でしょう。さらに坂本は、「岡田（准一）の“超ひらパー兄さん”（枚方パーク）のCMもいいよね。僕も、地元に貢献できるものがあるといいんだけど…思いつかない（笑）。もし何か機会があったら、ぜひ貢献させていただきたいです！」「（最近見たV6メンバーの作品は）長野（博）の本（『美味博愛』）はよく使ってるよ。あれは読むというより、使うものでしょ（笑）。本に載っていないお店は、長野に電話して直接聞いたりしてる」とメンバーのソロワークに敬意を表していました。ジャニーズグループにはそれぞれ独特の雰囲気や距離感があります。どのグループも、そのグループなりのやり方で信頼と絆を深めていっているんだと感じられるインタビューでした。