SMAPにセンター争いはなかった? 中居が明かす成功の秘訣

2013.7.14

7月10日深夜放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)はアイドル特集。SMAP中居正広と新旧アイドルたち(保田圭、雛形あきこ、篠崎愛、朝日奈央、森崎まみ、井森美幸)が本音をぶつけ合いました。

最初のトークテーマは「アイドルになって辛かったこと」。参考までにと中居に話が振られるも、中居は「まったく(辛いと)感じたことない。ごめんね」と答え、「申し訳ないね。オレ……ずっとスターだから」とドヤ顔。井森に「下積み時代あったでしょ?」と詰問されても、「オレ、ない」とカメラ目線。



そんな井森とはドラマ『輝く季節の中で』(1995年、フジテレビ系)で共演。井森が「あのドラマの時すごいなと思ったのが、中居くんね、ランスルーとかカメリハとかあるじゃない。ほとんどもう台本見ないの。スタジオに持ち込まないのね!」と明かすと、素直に照れた表情を浮かべます。そんな器用な面があっても、デビューから25年。もちろん「辛かったことはなにもない」はずがなく、中居はトップアイドルとしての苦悩を明かすことになります。

ゲストの保田や井森が「付き合ってもいない人と熱愛報道された」と話したことから、「出すんだったらちゃんとしたやつ出してほしいね」と中居も過去の報道に言及。保田が「前にうちの裕ちゃん(中澤裕子)と新聞に載ったことあったじゃないですか」と、かつての熱愛報道の真相に迫ります。

「新聞一面に“2泊3日の台湾旅行”」と書かれたその記事ですが、「中澤と番組で一緒になった時に『どうする?』って。でもこれを『あんなことあったよな』って話して(週刊誌を)相手にするのも嫌だと。でもただなんにもしないのも嫌だと」と、かなり反応に困った模様。中居は当時をありありと思い出したのか、「すっごい嫌だった。あれね、オレすっげー嫌だった! オレね、あの時ね、すっげー嫌だった!!」と感情を込めて3度もリピート。根も葉もない熱愛報道はアイドルの宿命とも言えますが、本当に大切な人に誤解されてしまったら切なすぎます。

また中居がグループでの立ち位置について語る場面も。保田が在籍していた頃のモーニング娘。はソロ希望のメンバーで構成されていたこともあり、熾烈なセンター争いが繰り広げられていたらしいのですが、それを聞いた中居は「自分がセンターになったら、組織としてあんまり良くないっていうのわかるじゃん」と諭します。「自分が(センターではなく)横にいた方が。オレがボーカルやったらSMAPが崩壊するってわかるわけですよ。だから歌わないんだよ? だからずーっと歌ってないんだよ!」と潔く言い切り、スタジオを沸かせました。

またグループ内のライバル関係について、アイドリング!!!の朝日が「(菊地)亜美ちゃんが売れ出した時、本当にみんな『がんばって!』みたいな」と仲の良さをアピールすると、ライバル心むき出しで来た保田は「ほんとー?」と訝しみます。しかし中居によればモー娘。のようにグループ内でライバル心を燃やすことの方が珍しいとか。

中居も10代、20代の頃、ほかのメンバーのドラマ出演が決まれば「やった!」と素直に喜んだそうです。決して劣等感を抱くことなくメンバーの躍進を喜べた理由について「だって、(同じグループの)オレらのとこに返ってくるんだもん」と説明すると、ゲストMCの南海キャンディーズ山里亮太は「器でかいなー!」と漏らします。けれども中居は「器でかいんじゃないんだよ。みんなそうなんじゃない? あいつが出てって『オレもやりてぇ』とかっていう感覚あるかなぁ?」と、あくまでも冷静。自分の立ち位置をよく理解するということが、グループを強くする秘訣かもしれません。

冒頭、アイドリング!!!朝日の親が37歳だと知り、「こんな日が来る時には、自分も子どもがいて結婚して……と思ってたもん」と話した中居。まさか独身のまま子ども世代と共演する日が来るとは思わなかったようですが、中居より年下の雛形にはすでに中学1年生になる娘が。雛形は今年3月、子連れで再婚。これについて中居は「じゃあ(旦那さんは)いきなり娘できたんだ。それ、アリだよなぁ……」「これから子作りとか……子どもいる人の方が良さそうだね」と意味深な発言。昨年は一般女性とのオーストラリア旅行をスクープされた中居。恋のうわさは後を絶ちませんが、結婚観は迷走中のようです。

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