8月20日発売の「non-no」2013年10月号（集英社）がとんでもない間違いをしていると、ジャニーズファンの間で話題になっています。表紙右側に記載された生田斗真の名前の表記が「生田斗馬」になっており、ネット上では「さすがにこれは失礼」「思わず本屋で二度見してしまった」などと驚きの声が上がりました。生田の下に俳優・三浦春馬の名前があるため、つられて間違えてしまったのではないかと推測する書き込みもあり、反響を受けて同誌の公式サイトでは「ノンノ10月号の表紙におきまして、生田斗真さんのお名前の表記を誤って掲載してしまいました。読者のみなさま、関係者のみなさまにご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載しています。



ジャニーズに関連した誤植について調べてみると、最近でも「TV LIFE」6月19日発売号（学研パブリッシング）にて、KinKi Kids・堂本剛主演ドラマ『天魔さんがゆく』（TBS系）の相関図に「堂本光一主演」と書かれていたことがありました。こちらについてもファンからは、「ありえない間違いだ」と厳しい意見が飛んでいます。

また、ファッション誌やテレビ雑誌以外では、ジャニーズタレントとも最も深い関わりのあるアイドル誌でも、名前の間違いが多々見受けられます。王道アイドル誌「Myojo」（集英社）の2010年6月号では、表紙にHey!Say!JUMPが出ているにもかかわらず、「Hay!Say!JUMP」との誤植があり、公式ホームページで謝罪文を掲載。「duet」2013年5月号（ホーム社）では、アイドルへの質問を募集する「d-SEARCH」コーナーにて、A.B.C-Z塚田僚一の名前が“塚本”と表記され、同誌は8月号ではKAT-TUNの連載ページ「SECRET FACE」に田口淳之介と上田竜也の対談が掲載されていましたが、写真部分には「中丸雄一×田口淳之介メンバー内マル秘トークバトル」との記載がありました。どちらも編集部がTwitterで訂正しています。

異例のケースとして、「Myojo」に付いていたHey!Say!JUMPのシールの岡本圭人の部分が「KENICHI」と、父親である岡本健一の名前がプリントされてしまっていたことも。これは親子2代にわたってジャニーズ事務所に所属している岡本ならではの間違いですが、圭人のファンにとってはせっかくのシールにミスプリントが生じてしまい、複雑な気持ちだったのではないでしょうか。

そして、8月28日発売の「BEST STAGE」2013年10月号（音楽と人）では、A.B.C-Z塚田の名前が一部「遼一」となっていたこと、10月から日生劇場で行われる『ABC座2013 ジャニーズ伝説』の公演情報欄に「地方公演あり」と記載されていたことが、読者の混乱を招きました。「地方公演あると思わなかったうれしい」という喜びの声や、今年12月からは昨年帝国劇場で上演された『JOHNNYS' World』の再演が予定されているため「今年のジャニーズワールドにはA.B.C-Zが出ないのか？」などと議論が交わされることに。しかし塚田の名前の間違いとともに地方公演の記載は誤りであったと、訂正の案内が同誌公式ホームページに出ています。

やはり名前を間違えられてしまったタレント本人やファンのショックを考えれば、こうした誤植は無いに越したことはないでしょう。しかし、誤植のあった雑誌は「ある意味で貴重」と一部ファンの購買意欲をかきたてることもあり、なんとも複雑な状況を生み出しているようです。