2011年10月、8年間在籍したNEWSを脱退した山下智久。ソロとなってからは、バラエティ番組のMCを務めたり、『SUMMER NUDE '13』のPVで“半ケツ”を披露したりと、正統派アイドルだったNEWS在籍時とは違った一面を見せ、ファンを喜ばせています。ところが、先日コンサートのMCで、脱退を“独立記念日”と表現したことから、ファンの間で波紋が広がっています。



その発言があったのは、10月7日に行われたツアー『TOMOHISA YAMASHITA TOUR 2013 A　NUDE』福岡公演。当日は、まさに山下と錦戸亮の2人が、NEWSから脱退すると発表されてから丸2年たった日。終演後はTwitterなどにコンサートレポートが溢れ返りましたが、山下が「独立記念日」と発言したという内容が急激な勢いで広まっていきました。

中には「独立2周年おめでとう！」といった前向きな祝福も見受けられましたが、「他に言い方なかったのかなぁ？」「記念日って言い方はないだろ。。。」「今回のコンサート久々に入ろうかと思ってたけど、入る気なくなった」という声が続出。NEWS時代から山下を応援してきたファンや脱退騒動を乗り越えて前を向いているNEWSのファンは、突然発表された脱退の日を“独立記念日”と表現されたことに複雑な感情を抱いたよう。ところがこの“記念日発言”の真意は、ネット上で広まった情報とは少々異なるものだったようです。

実際に福岡公演に足を運んだファンによると、実は「独立記念日」という表現は山下が自ら発したものではなく、ファンからの声援だったことが判明。コンサート中にジャニーズ公式携帯サイト「Johnny's web」の日記を更新する場面で、会場のファンが「独立記念日だよ！」と声援を送り、それに「独立？　俺の？　ありがとうございます」と山下がお辞儀をしたことから、“記念日”という部分だけがひとり歩きしてしまった、というのが真相のよう。

NEWSファンからすれば悪夢の日となってしまった脱退発表日を、山下にとっての“記念日”にされてしまった――。会場にいなかったファンからすれば、動揺してしまうのも当然。このような勘違いによって巻き起こった今回の騒動、いまだに「山P＝NEWS」と認識するファンが大勢存在するということが浮き彫りになったといえそうです。