関西ジャニーズJr.内ユニット「KinKan」の平野紫耀（ひらの・しょう）が、来年1月スタートの連続ドラマ『SHARK』（日本テレビ系）で初主演を務めることが発表されました。現在はSexy Zoneの佐藤勝利主演ドラマ『49』が放送されており、その前には同グループの中島健人主演『BAD BOYS J』や、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔主演『仮面ティーチャー』と、ヒット作が次々に誕生した土曜深夜のドラマ枠。平野は2012年2月にジャニーズ事務所に入ったばかりですが、入所からわずか2年弱での抜擢には、驚きの声が上がっています。



メジャーデビューを夢見るバンド「SHARK」メンバーを中心にした青春群像劇となる同ドラマは、関西Jr.から濱田崇裕、「7WEST」の神山智洋＆藤井流星、ジャニーズJr.の松村北斗、「Snow Man」の岩本照らが出演。平野は自信過剰で少し天然な性格ながら、圧倒的な才能を秘めたボーカリスト・瑞希を演じます。

「名古屋市出身の平野は、山下智久に憧れて自ら履歴書を送り、ジャニーズ事務所入りを果たした高校2年生です。入所前には名古屋を中心に活動している『BOYS AND MEN』という男性ユニットに所属していたため、ダンスの実力は同年代のJr.の中でも群を抜いていますね。入所すぐに『KinKan』のメンバーに選出され、Jr.内ユニット『なにわ皇子』とともに昨秋スタートの『まいど！ジャーニィ～』（BSフジ）に出演中。Sexy Zone・佐藤のような整った顔立ちの平野は、ジャニー喜多川社長に相当気に入られているようで、関西Jr.の中で“最もデビューが近い”といわれています」（ジャニーズに詳しい記者）

正統派イケメンにしてダンス上手……とあればファンが増えているのは納得ですが、平野の最大の魅力はなんといっても、その風貌からは想像がつかない天然キャラであること。整ったジャニーズ顔にして“ポンコツ”というギャップが、さらに平野の魅力を引き立てているのでしょう。

たとえば、5月22日放送の『まいど！ジャーニィ～』では、4月1日の「エイプリルフール」のことをマジメな顔で「エリンギプール」と発言。周囲に「エイプリルフールやで！」とツッコまれても、「エリンギプールじゃなかったっけ？」と平然と返し、会場が騒然となった“事件”がありました。

同番組では、オープニングの自己紹介とともにお題に沿って一言答える場面が恒例になっていますが、10月13日の放送でも「一番輝いてる瞬間は？」という問いに、なにわ皇子の大西流星が「ロックダンスを踊ってるとき」、永瀬廉が「コンサートをしてるとき」と答える中、平野は「照明が当たってるとき」と、ボケボケの回答。会場は大爆笑に包まれ、メンバーからは「当たり前だよ！　そのための照明だよ！」と総ツッコミを入れられる始末。

また、10月20日の放送で同じくKinKanの金内柊真が明かしたところによると、彼の天然はおばあちゃん譲りだそう。平野家に泊まりに行った際、朝ごはんを食べるときにメガネをかけていた金内に、平野の祖母が「柊真君あれやね、メガネかけてると“インテリア”やね」とコメント。これは賢く見えるという意味での「インテリ」と伝えたかったのでしょうが、金内は「おばあちゃんの方が天然強めでした」と、平野の天然キャラのルーツを明らかにしていました。

そんな天然エピソードには事欠かない平野ですが、演技経験が浅いため、本人も今回の主演にあたって「とてもうれしいけど、芝居をあまりしたことがなくて、不安もある」と率直な気持ちを吐露しています。果たして “関西Jr.期待の星”といわれる平野主演の『SHARK』はどのような内容になるのか、放送開始が今から待ち遠しいですね。