12月18日放送の『ザ少年倶楽部』（NHK BSプレミアム）はクリスマススペシャル。ゲストにKis-My-Ft2を迎え、Hey!Say!JUMP薮宏太・中島裕翔、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズJr.がクリスマスソングを披露。またドバイを訪れたSexy Zoneの記録映像に加え、出演者たちの懐かしいVTRもたっぷりと流れました。


2007年11月11日放送回では、14歳の当時Jr.でA.B.C-Z加入前の橋本良亮が戸塚祥太に宛ての手紙を朗読。その内容は「僕はお姉ちゃん1人なので、『こんなお兄ちゃんがいたらいいのに』っていつも思っています。そして僕にはひとつ、大きな野望があります。1日とっつーを独り占めにして、本当のお兄ちゃんのように遊園地にカラオケにご飯を食べに行く感じで、すっごく甘えまくることです」。また2009年2月1日放送回では、菊池風磨が中島健人に向け、「僕にとって健人くんはライバル。1番負けたくない存在です。そして誰よりも一緒に頑張っていきたい存在でもあります。だからこれからも仲良くしてください」という手紙を読み上げていました。まるでラブレターのような2通の手紙。この映像を見た菊池は恥ずかしそうに笑い、橋本は少し照れながらも「（A.B.C-Zに）入ってさぁ、いろいろとっつーとご飯行ったりしてるから、結構夢は叶えてますよね」と満足げでした。

この日はスタジオトークも大盛り上がり。A.B.C-ZとKis-My-Ft2のトークコーナーでは、全員でクラッカーを鳴らし、鳴らないクラッカーに当たった人がお題「この場を借りてごめんなさい」に答えることに。クラッカーが鳴らなかった河合郁人は、コンサートで無断でキスマイのモノマネをしてしまったことを謝罪。「（北山）宏光とか、藤ヶ谷（太輔）とか、玉（森裕太）、ニカ（二階堂高嗣）、（横尾）渉と千賀のモノマネをしてしまった」「これからも6人でがんばって」とわざと宮田俊哉を無視して話を進めたところ、宮田は「あれ？　オレは？　オレのモノマネもしてよ」と端から抗議。これに対し、塚田僚一が「やるんだったら、もっと動きつけてやろうよ！」と熱くアドバイスしたので一同爆笑です。

さらに2つ目のお題「クリスマスに愛の告白」でも塚田が活躍。クラッカーが鳴らなかったのは北山でしたが、北山の愛の告白はなぜか「奥さん、愛って知ってますか？」「今日クリスマスだから、オレ、渋谷のホテルのスイート取っといたからさ。……でも奥さん、宮城県に住んでるよね」と、なぜかみのもんた風。背後には二階堂がチラチラ見切れていて雰囲気もゼロだったので、これに塚田も挑戦することになったのです。が、藤ヶ谷の提案で3台のカメラで切り替えながら撮ることに。そのため愛を囁きながら必死でカメラを追う塚田にスタジオは大爆笑。玉森はこのコーナーの全体的な感想を求められたにもかかわらず「いやー、すげぇ塚ちゃん自由だなと思ったなぁ。いいんだ、こういう感じで」と我流で笑いを取る塚田に感心していました。

またこの日はいつもの「ジュニアにQ」のコーナーも、「ジュニア『が』Q」に衣替え。ジャニーズJr.がデビュー組に質問をぶつけるのですが、田中樹はSexy Zone佐藤勝利に「勝利、オレのこと好き？」とマジな問いかけ。「全然しゃべりかけてくれないっていうのと、目が合ったことが通算3回くらい」とのことで、嫌われてるのではと心配になったようです。これに対し勝利は「違いますって。本当やっぱ、樹のこと大好きですよ」と言葉では必死に否定。しかしこれが棒読みだったため、樹は「話しかけづらい理由があるなら言ってほしい」と訴えます。すると「なんか、怒ってるのかな～みたいな……」と勝利の口からつい本音が。お互いなんとなく敬遠していたことがわかり、それだけでも少し距離が縮まったように見える2人。「（これからは）メールじゃなくて電話かけてほしいです」との田中の提案に勝利も笑顔でうなずいていました。

そして神宮寺勇太は、長いこと疑問に思っていたことを告白します。神宮寺が事務所に入りたての頃、ある人に「お前さぁ、クール路線行ったほうがいい」と指南を受けたのだとか。相手はジャニー喜多川社長かと思いきや、なんと「（中島）健人くん！」。当時Sexy Zoneとしてデビューしたてだった中島は当時を振り返り、「ちょっとジュニア育成してぇな」と考えていたと明かします。そんな時、偶然神宮寺と同じ電車に乗り合わせ「その時に、ものすごく目つきがクールで」と中島。神宮寺は中島が自分の魅力を引き出そうとしてくれたのを知って、スッキリしたようでした。

貴重映像にボリュームのあるトークと、スペシャル感たっぷりだった今回の放送。男子校のようなわちゃわちゃ感がファンにはたまらない1時間だったはずです。来年も、この番組で見られるグループを超えたトークと歌に期待したいですね！