＜アイドル誌レビュー!!＞

「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）2月17日号は、創刊35周年を記念した連載企画「メモリアル・ランキング」がVOL.5に突入。今号で紹介しているのは、2002年2月発売の嵐のシングル「a Day in Our Life」のインタビュー！　まだちょっとあどけなさが残る5人の表情や、スケボーキングのメンバーの作詞作曲によるヒップホップ色全開のナンバーをどう歌いこなしたか、櫻井翔を中心に解説する様子など、懐かしさについキュンとしてしまいそうです。



そんな櫻井は先日、主演映画『神様のカルテ2』（3月21日公開）の完成披露舞台挨拶に宮崎あおいや藤原竜也ら共演者たちと登壇。今作では“仕事かプライベートか”という究極の選択を迫られるシーンがあるそうですが、「もし現実にそうなった場合は？」という記者の質問に、「年とキャリアを重ねて『家庭がいちばん』って言えるくらいに余裕ができたらカッコいいなぁと」「今は仕事がいちばんです。（中略）今のカッコよかったね!!」と答えて、自分のコメントを自画自賛!?　そして、役どころが医師役ということで、「もし嵐のメンバーのどんな部分も治せるとしたら、誰のどこを治したいですか？」という質問があったのですが……。しばらく悩んだ櫻井の口から飛び出したのが「先週、自分の誕生日だったんですけど、相葉（雅紀）のメールが5、6年ずっと『おめでたまきん』なんですよ。それをどうにかしてくれないかなぁと思っているんですけどね」。31歳になった相葉の変わらぬ天真爛漫ぶりは、実はメンバーから見るとちょっと心配なようです。

今号の表紙に登場しているのは、『TBSソチオリンピック』（TBS系）のメインキャスターを務めるSMAP・中居正広。アスリートたちに対しての思いや、テーマ曲になっているSMAPの「Moment」の制作秘話などについて語っています。

今回出場するアスリートの中で中居が注目しているのは、15歳のスノーボードの平野歩夢選手。「（中居が）ちょうどSMAPになったときが15歳ですね。平野選手がなんでスゴいかっていうと、その時点で志があるってことなんです」「（自分は）志なんてなんにもなかったです。SMAPなんてクラブ活動の延長みたいなものだったし。グループだって、仲のイイ子たちと組んだわけではない。（中略）ただ、その時点ではなかった志がやっていくうちに明確になってきたっていうのはある。明確になってもまだ模索し続けてるんですけどね」と熱く語り、すっかり回想モードに。SMAP結成から26年にわたりトップアイドルとして走り続ける中居も、アスリート並みにストイックな部分を持ち合わせている人物だと思うのですが……。

さて、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔は主演映画『劇場版 仮面ティーチャー』（2月22日公開）の完成披露プレミア試写会に登場。当日は共演の遠藤憲一、斎藤工も登壇したのですが、藤ヶ谷への観客の黄色い悲鳴のあまりのすごさに、2人とも大興奮！　藤ヶ谷に「ちょっと笑ってみて」と頼んでは、藤ヶ谷の笑顔に観客が「ギャーーーーーーー!!」と騒ぐ様子を楽しんでいた遠藤に、司会者が「藤ヶ谷さんで遊ぶのやめてもらっていいですか？」とチクリ。藤ヶ谷本人からも「僕には笑わないイメージがあるのか、ライヴとかでも僕が笑うだけで歓声を上げていただくんですが、あの、僕、笑いますんで！」とナゾの人間宣言が飛び出したりと、映画の内容そっちのけで藤ヶ谷フィーバーに沸いたこの日のイベント。Kis-My-Ft2のグラビアなどではなかなか見ることのできない、藤ヶ谷のこぼれるような笑顔ショットが充実しているので要チェックですよ！