2月12日放送の『TOKIOカケル』（フジテレビ系）に生田斗真がゲスト出演しました。生田は難読のお品書きを正しく読んで注文する定番コーナー「声に出して注文したい料理店」に参戦。不正解者にはハリセンが待っているこのコーナーですが、収録前の打ち合わせで生田が「ハリセン、本当に痛いんですか？」などとスタッフに聞いたことから、この日は通常の2.5倍のハリセンを使用することに。見た目からとんでもなく痛そうな巨大ハリセンですが、山口が試しにカウンターを叩いてみせると「うぉー！　やべえ！」「これダメなやつだよ～」と一同戦々恐々。生田の何気ない発言で巻き添えを食うことになったTOKIOの面々は、「（スタッフに）『痛いの？』って確認したのは、オレらが痛い芝居をしてるみたいな？」（長瀬智也）、「オレたちがイモ芝居に見えたってこと？」（松岡昌宏）と不服を唱え、生田をいじめ始めます。先輩のヤラセを疑っていると思われた生田は「ハリセン受けたことがないので、ホントに痛かったら結構大変だから痛くないように作ってるんじゃないかなという疑問です！」と必死で説明。冒頭から後輩イジりの洗礼を浴びたのでした。

番組途中にはドラマ『失恋ショコラティエ』（フジテレビ系）の衣装に身を包んだ嵐・松本潤から応援VTRが届き、メンバーは松本の話で盛り上がります。生田と松本は同じ堀越高校出身。松本が1つ年上ではあるものの仲が良く、お互いを「潤」「斗真」と呼び合っているのだとか。子どもの頃はよくケンカもしたそうですが、「どっちがはじめにイラッとしてくるわけ？」と尋ねられると、「やっぱ……潤じゃないかなぁ」と生田。これにはTOKIOメンバーも「デビュー当初、結構熱かったよねアイツね！」（山口達也）、「なんかそういうイメージあるよね松本ね」（松岡）と納得の様子。とにかく松本は仕事に対して真面目なため、生田は「僕みたいにヘラヘラしてると怒られる」と話していました。

松本からのメッセージは「ぜひ（ハリセンで）叩かれないように、いや、叩かれるようにがんばってください！」という超簡単なもの。これに対しジャニーズのご意見番・国分太一はすかさず「後輩の力を借りて数字穫ろうとしてるでしょ。オレらがあれしゃべったらボツですよ、普通！」とツッコみます。ところが、松本のメッセージには続きがありました。松本によると生田はよく嵐のコンサートに来てくれるとのこと。しかし「見に来てくれるんですけど、斗真くんが僕らのコンサートに来る日って、必ず関係者の方がたくさん来る日なんですよ。で、これも不思議な話なんですけど、なぜか打ち上げまで出てくっていう」と生田の謎の行動を暴露。しかも生田は「肝心なコンサートの感想は一切言わないで帰る」とのことで、「あいつ、コンサート見に来てるんですかねぇ？　なにか仕事で来てるのかな……」と営業目的で来ていると疑っている様子。

親友のコンサートで営業しているという最低な話に、VTRを見た生田は「おかしい。おかしい」と首を横に振ります。けれども「嵐のコンサートって基本的に関係者の方が多い」と理由を話し始めると、「やっぱり顔を覚えてもらおうとしてる」「絶対プロデューサーの横だろ」とTOKIOまでが疑いの目を向け、さらに「なんで打ち上げに参加するの？」「普通、斗真の立場的には帰ってもいい立場だからね？」と責め立てます。生田は「その時にしかなかなか会わない人がいたりとか」と理由を語りますが、それでもTOKIOは「（相手は）スタッフでしょ？　ほらやっぱ売り込んでる」と容赦なし。

城島茂に至っては、「でも、どっから（仕事に）つながるかわからんもんね！」と生田をフォローすると見せかけて誘導尋問。この先も生田イジりは続き、生田がスタッフに「元気ですか？　最近飲んでますか？」と話しかけて後日飲みに行くと明かしたため「ああ～、宣伝活動はその場でしないで後でするんだ！」と山口。その後も「偉いけどね！」「偉い偉い！」「それで仕事もらってるんでしょ？　すごいよ！」「それでバスロマン（のCM）も決まったんだ？」と生田の手腕を絶賛。生田は「宣伝活動をしているつもりはない！」と一生懸命否定していましたが、TOKIO兄さんたちの前では成す術なしでした。

さらに松本のメッセージVTRは続き、生田が昨年の忘年会でマイケル・ジャクソンを踊ったことに疑問を呈します。現在、映画や舞台などで役者として活躍する生田は、松本と飲む時にも「僕はジャニーズの中で役者部門の人間としてやっていく」と話すそうですが、生田が人前でダンスを披露するのを目撃してしまった松本は「『芝居やる』って言ってたのに、心のどこかで『まだ踊りたい』っていう気持ちがあるのかな？」と感じたそうなのです。その時生田が踊ったというのが、マイケル・ジャクソンの「デンジャラス」。「踊ってみてよ！　おらぁ大好きなんだ！　めちゃめちゃかっこいいパフォーマンスなんだ！」と長瀬に熱望され、生田はTOKIOの手拍子に合わせて踊ることに……。まだアイドルを夢見ている疑惑がかけられた生田は、少しだけ踊った後で「ここ地獄じゃないですか！　この番組地獄だよぉ！」と叫びます。しかしこの後、一緒に出演していた強面俳優・遠藤憲一までがかわいらしくダンスを披露。「これは斗真が前座になったね」と国分の言う通り、地獄で踊ったはずの生田は完全に食われてしまいました。

番組最後には、主演映画『土竜（モグラ）の唄　潜入捜査官REIJI』についていつも通り「車のボンネットに全裸でくくりつけられて乗り回される」「股間にはチラシが貼りつけられている」と話題のシーンに触れた生田。他番組であればMC陣がこぞって食いつくネタですが、国分は食いつくどころか「その映画って、そのチラシがどうなるかっていう映画なの？」とこれをあっさり一蹴。TOKIOによる後輩イジりという名の愛のムチに比べたら、巨大ハリセンなんて痛くもかゆくもなさそうです。